澄んだ空のその先は。。。

澄んだ空、雲一つない。

どこまでも広がっている平野、そして透き通った風が抜けていく。

少年の肺に故郷の風が入るたびに、彼の胸は引き締められていく。

馬のたてがみがなびく。

「さぁ、家に帰ろう。」

そう彼は、愛馬にそう告げた。

ゆっくり走り出した愛馬の呼吸が体に伝わってくる。

それは心地よく、安らぎをもたらしてくれた。

躍る鼓動を感じながら、少年は故郷へ向かうのであった。


#1

つづく




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