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#02 自分のHISTORY~1988年音楽と美容について

皆さん、こんにちは。

ビューティークリエイティブエバンジェリスト(美容家)、美容師、ヘアメイクアップアーティスト、の柳 延人(やなぎ のぶと)です。

今回は、#01に続き、自分のHISTORYと自分が渡米した頃の1988年の音楽と美容について書きました。

1.HISTORY

まずは、サンフランシスコのグランドアベニューにあるアパートの運営していた、Mitzy Brain(後にミッチーと呼ぶ)という日経アメリカ人女性コーディネイターを尋ねた。

彼女は当時、アメリカで活躍する美容家達との交流を持っているとの噂を聞き、留学先の学校の情報や、アメリカ情勢をちゃんと理解するため、そしてとりあえず行けばなんとかなるかも的な軽率な企画で、会いに行ってみようと思い立ったのだった。その先は全くノープランなのにw。
ちなみに航空券は、往復のオープンチケットだったので、いつ帰るかは気分次第で決めようって本気で思ってた。

まずはミッチーに、特殊メイク取得のための思いを伝え、方法を一緒に考えてもらった。
結果、学校への入学は学費も高く、独学でも勉強できるとのアドバイスを受けた。サンフランシスコでも勉強できると言われたが、ロサンゼルスに映画関連の特殊メイク化粧品のブランド本社がある事を知り、ロサンゼルス行きを決意した。

そして、Steins、Visioraなどの特殊メイク化粧品を扱うブランドのクリエイティブアドバイザーに直談判し(英語がほとんど喋れなかったのに、勢いって大事)、大量購入するので使い方を知りたいという名目で、傷メイク、ケロイドメイク、血糊や特殊メイクワックスの使い方などを、ちゃっかり(๑˃̵ᴗ˂̵)学校の授業並みに、しっかり教えてもらった。今ではありえないけど、当時のこんな方法が経験した事は、後に、うちの学校の留学の仕組みを考えるのにとても役に立っている。

出典:http://selvasteins.com/?pid=46520454

出典:https://alconemakeup.com/products/

特殊な化粧品達は、本当に業者並みに大量購入したが、学校に入学する事を思えば、全然安い投資だと思っていた。
とはいえ、血糊やワックスなど、日常に使う事はまずない上、1人で使うにも何年もかかりそうな大量在庫、、、アメリカには倉庫も無いし、とりあえず実家に送るしかないな、、
と、必要量以外を日本に送る手続きをしていた時、
『あっ、日本で販売すれば良いじゃん💡』
って思いつき、後に日本に帰国して転売した。
そしてこれが、後の起業のきっかけになる。
事実上、ウィロー誕生である。
この辺りの話は、少々ビジネスマンっぽくなるので、また別編で書きます。

その後は、ハリウッド映画の特殊メイクシーンを模写すべく、見様見真似で作品創作に明け暮れる。
英語こそ不得意だったものの、アメリカにいる事で社交性がかなり高まり、クリエイターたちとも交流する機会も増え、いろいろな人々を紹介してもらえた。
日々、いろいろな撮影現場や当時のユニバーサルスタジオのバックヤードなどに足を踏み入れる事ができて、気分はアメリカンドリームを掴んだ日本人メイクアップアーティストだった 笑。
ところがある日、日本から母親の具合が悪いとの連絡が入り、えーっ💦これからって時なのにー、、、
と思ったのだが、正直言って、若干ホームシックにもなりかけていたので、帰国するきっかけとして好都合でもあった(お母さん、今更ごめんなさい🙏)
そして帰国。この時24歳。#03へ続く

2.MUSIC JAM

ここでは、僕の記事の内容の年代に流行っていた洋楽の中から、柳レコメンド曲を僕なりのライナーノーツとしてご紹介していきたいと思います。

今回のレコメンド曲は、僕がアメリカに渡った1988年代から、リック・アストリーの『ギヴ・ユー・アップ 』です。
テレビ番組のトーク中のBGMで、この曲を聞いたのがきっかけで知ったリック・アストリー。
一見、なよっとした見た目の割に、声が太くかなりな違和感、ハイウエスト、シャツインというファッションスタイル、クネクネしたダンス、当時21歳と2つ歳下のリックロールにハマりました。

また、1988年は、ユーロビートのサウンドが流行りました。
イギリス音楽プロデューサーチーム「SAW」(ストック・エイトキン・ウォーターマンの頭文字をとっている)の作品は、バブル時代サウンドとも言われる名作揃いです。

ちなみに、1988年ビルボード年間シングル・チャート、ベスト20はこちら。
1. フェイス / ジョージ・マイケル  
2. ニード・ユー・トゥナイト / インエクセス  
3. セット・オン・ユー / ジョージ・ハリスン  
4. ギヴ・ユー・アップ / リック・アストリー  
5. スウィート・チャイルド・オブ・マイン / ガンズ・アンド・ローゼズ  
6. やさしくエモーション / ホイットニー・ヒューストン  
7. ヘヴン・イズ・ア・プレイス・オン・アース / ベリンダ・カーライル  
8. 思い出に抱かれて / ティファニー  
9. ハンズ・トゥ・ヘヴン / ブリーズ  
10. ロール・ウィズ・イット / スティーヴ・ウィンウッド  
11. ワン・モア・トライ / ジョージ・マイケル  
12. ウィッシング・ウェル / テレンス・トレント・ダービー  
13. エニシング・フォー・ユー / グロリア・エステファン&マイアミ・サウンド・マシーン  
14. 永遠の愛の炎 / チープ・トリック  
15. 明日へのハイウェイ / ビリー・オーシャン  
16. シーズン・チェンジ / エクスポゼ  
17. イズ・ディス・ラヴ / ホワイトスネイク  
18. ワイルド・ワイルド・ウエスト / エスケイプ・クラブ  
19. シュガー・オン・ミー / デフ・レパード  
20. オールウェイズ・ラヴ・ユー / テイラー・デイン  

3.BEAUTY

ここでは、僕の記事の内容の年代に流行っていたビューティーをご紹介していきたいと思います。

80年代後半の流行メイクは、最もバブルの好景気で、空前の美容ブーム、華やかなメイクが大流行しました。
洋服もカラフルで、ボディコンが大流行、第2期ディスコブームが到来しました。

メイクの特徴としては、

オークル系陶器肌のようなベースメイク、
形を揃える程度の、太めな目力を演出する眉、
華やか色合いのアイシャドーを使ったアイメイク、
強い赤紫系で、輪郭をしっかりリップ、
平野ノラさん、まさにこの時代の再現されていますね。

出典:https://natalie.mu/owarai/gallery/news/176726/458218

派手な「ジュリアナ・メイク」などは、80年代後半の代表的なメイクと言えます。

出典:https://matome.naver.jp/odai/2147797153027193701/2147798328041023903

80年代後半流行ヘアーは、ワンレンと前髪トサカでした。
ワンレンは、”ワンレングスカット"の略で、ストレートで長めの髪を一定の長さに切り揃えた髪型で、浅野温子さんのヘアスタイルは、代表的なワンレンでした。

出典:https://entamescramble.com/22872.html

ワンレンは、ボディコンとともにディスコブームのお立ち台ギャルに好まれたスタイルで、『ワンレンボディコン』という流行語も出現しました。

また、ワンレンの派生形でトサカのように前髪を立ち上げた髪型の、前髪トサカヘアー。
当時は、前髪を外巻きにカーラー巻いて、そのまま寝て朝出かける前に外してハードスプレーでキープ。
森高千里さんのヘアスタイルは、美容室でもオーダーが多いスタイルでした。

出典:http://www.moritaka-chisato.com/discogprahy/product/5464.html

*タイトル写真出典:https://www.mapple.net/global/kaigai/6033/

https://www.amazon.co.jp/BEST-RICK-ASTLEY/dp/B00MWPA39Y/ref=ntt_mus_ep_dpi_3

https://alconemakeup.com/products/special-fx


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