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フィロソフィーのダンス定期公演『FUNKY BUT CHIC vol.12』に行った話

フィロソフィーのダンス定期公演『FUNKY BUT CHIC vol.12』の第1部に行きました。
ゲストは脇田もなりさん。
気になってる二組だから、観てみようと、えいやと前日にチケット買って。
脇田さんは、数回生で観ていて、フィロソフィーのダンスは初めて。
たぶん200人くらいのキャパシティのo-nestは結構パンパンで、僕は初めての現場だったので、最後列のVJ卓前で観ることにしました。


まずは脇田さんの出番で、出囃子とVJ込みで登場。


VJがとにかくおしゃれで、彼女が登場してからもそうで、曲によってはセーラームーンやクリィミーマミの映像が使われたりして、おしゃれで、かわいい。

『Cloudless Night』‬が一曲目で、この曲は『IN THE CITY』のインストアで拝見していたけど、やはりかっこ良く、本来はイックバルとのデュエット曲で、申し訳ないけど、脇田さんオンリーのが好き。

次の曲は知らない曲で、80'sPOPSにこんな感じのがあったなぁと思ったんだけど、ついぞ思い出せず。続いては、新曲『Boy Friend』のカップリングの『赤いスカート』と‪、『IN THE CITY』のカップリングの『あのね、、、』と続けて、踊れる曲とかわいい曲をやってくれて、ここまで4曲。‬
MCでは、持ち曲が6曲しかないのに、ツーマンに呼ばれたと申し訳なさそうに語るもなりさん。

次の2曲でさよならねと言いながら、最後にはファーストとセカンドの表題曲を持ってきたと、脇田さんは明かし、‪『IN THE CITY』と『Boy Friend』‬をやってくれた。両方とも、すごい好みで、最後まで、ノリが良く、腰が止まることがなかった。
ライブ中、ステージを左右に動き回り、くるくる回ったりして、所狭しと無邪気に歌う彼女がたまらなくかわいかったですよ。あと、萌え袖も。
それに、‪『IN THE CITY』の「ワァーォ」のところで、手を横に広げたところも。

続いて、ホストのフィロソフィーのダンス登場。


すごいかっこいい出囃子で登場。ブツっと乱暴な切り方で出囃子が終わり、いきなり、『すききらいアンチノミー』と『アイム・アフター・タイム』を続けて披露してきて、こちらとしては度肝抜かれた。
すききらい〜に関しては、セトリ最後感を未見の時から勝手に思っていたのに、1曲目⁉︎と思っていたので、面食らってしまいました。
イントロがかっこ良く、サビへと繋がるこの曲は大好きだし、やはり会場はいきなり沸きました。ダンスもすごい激しくて、結構キレキレ。
アイム〜はサビまでの盛り上がりで、ドカーンってなるやつと認識してて、何のことか、まるで伝わらないでしょうが、Negiccoで言うところのねぇバーディアのイントロとかの盛り上がりが最高潮に達している感じのするところでして、要はライブで銀テープが放たれる絶好のタイミングがある曲。
アイム〜を生で観た瞬間、Zepp ダイバーシティでやってるのが、頭に浮かんだくらい、最高でした。次クルな!と。

そして、聴いたことの無かった、『ライク・ア・ゾンビ』という曲もとてつもなくかっこ良かったです。竹中夏海先生が振り付け担当したのはこれかと勝手に思ってしまいました。後で『はじめまして未来』が竹中先生担当であることが分かりました。おそらく、PASSPO☆の新曲同様ゾンビをモチーフのダンスだったからで、粗忽にも早合点でした。

そして、定期公演恒例のソロコーナーということで、十束さんが『あなたにあげない』を披露。
実は、YouTubeなどをフィロソフィーのダンスを拝見してて、気になっていたのが、この十束おとはさんで、ペ・ドゥナに似てて、色白のショートカットが愛らしく、このライブが始まってからも、他のメンバーより少し多めに観ていたので、ラッキーとばかりにニヤニヤしていたら、彼女はでんぱソングが好きなそうで、当のソロ曲もまさにそれでした。
でんぱソングにはまるで暗い僕には少し辛い時間帯に奇しくもなってしまいました…。それに苦手なMIXを前列の方々が打っていたのも、辛くて、他の曲でもMIX打つのがあって、そこでもやめて欲しかったです。
そして、アルバムには入っていない、『はじめまして未来』、『DTF!』、新曲の『バッド・パラダイム』の3曲とも素晴らしいものでした。
フィロソフィーのダンスは、たぶん楽曲派に刺さるグループだと思っていたし、ライブを初めて観て、それは確信したので、この3曲と前述の『ライク・ア・ゾンビ』も早急に音源化して欲しいと思いますし、ライブも素晴らしかったし、ダンスも予想以上に激しくて、全員汗だくでやるほどのもので、観る価値はすごくあるものだったし、将来はホーン込みのフルバンドをバックに従えて、やって欲しいグループだなと思いました。

ひとりひとりの感想としては、まず奥津マリリさんは、音源同様にライブでも、歌が上手くて、鼻にかかった、シルクのような歌声も変わらずで、びっくりしました。この手の声の持ち主は、ライブだとあまり声が出ないイメージだったけど、全然そんなことはなく、パワフルに歌うところもあって、声量もあって、驚きました。
日向ハルさんは、衣装と髪型から、ウェンディーズの女の子みたいでした。歌は彼女も音源同様にパワフルでディーバ系の歌唱で、圧倒させられちゃいました。パフォーマンスもでんと構えて、物怖じしない感じ。かっこいい!
佐藤まりあさんはメンバーの中で一番アイドルらしいかもしれないなと。いわゆる「アイドル」からは規格外な前述の二人に比べたら、容姿も手伝って、ザ・アイドルだった。かと言って、しっかり歌えて、踊りも一番激しく踊っていて、手足が長くエレガントな容姿とは裏腹に、汗だくになって、肩で息する程のパフォーマンスだったのが、とても印象的でした。あと、全く伝わらないかもしれないけど、黒髪になって、リクルートスーツを着て、面接に現れたら、間違いなく合格にしたいと思いました(何を言ってるの?)。褒め言葉です。
最後に、十束おとはさん。前述の通りでやはりかわいらしかった。フィロソフィーのダンス登場前のアナウンスはおそらく彼女だと思うのだけど、声が何しろかわいい。ソロ曲は口パクっぽかったけど、彼女も歌は上手くて、踊りもちゃんとしていて、フィロソフィーのダンスはそもそも平均値が凄まじく高いのだと思う。そして、十束さんはパフォーマンス中に頬をぷっと膨らました表情をしていて、それに釘付けになってしまいました。そういえば、NegiccoのMeguさんも彼女を推していた気がするので、自分が気になるのも当然かも。

終演後、アルバム未収録の曲が聴きた過ぎて、会場で販売していたCDを購入したのですが(早く聴きたかったのなら、iTunes Storeで同内容のものを即ダウンロードすれば、良かったと後から気づく)、
特典券をもらえたので、せっかくだからと、フィロソフィーのダンスと握手しました。
メンバー全員、イメージよりもふた回りくらい小さくて、華奢で、びっくり。みなさん、その日被っていたニットキャップを褒めてくれて、モジモジしてしまいました。間も無く37歳。奥津さんに至っては、端っこをつまんで、ペロッとめくってくれて。
卑屈にもずっと「変ですか?大丈夫ですか?」と聞く始末。佐藤さんには、何か言いかけてらしたのですが、こちらでぶった切ってしまった感じで、少し申し訳なかったです。
もしかしたら、接触厨なのかと自分を思い始めていましたが、相変わらず慣れないので、たぶんただの貧乏性なのだと分かりました。

今回、衝動的に行ってみましたが、本当に良いライブイベントでした。
脇田さんとフィロソフィーのダンスのマッチングは最高でした。思わず腰を揺らしてしまう曲がずっと続くので、翌日腰がバキバキになってしまいました。でも、最高に楽しい時間でした。


※2017年2月13日公開分をnoteで再掲

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