どう評価する?

誰がです?

この句を‥ですよ.↓ ↓
鶏頭の十四五本もありぬべし 正岡子規
けいとうの じゅうしごほんも ありぬべし

闘病中の想いが伝わってきて素晴しいという評価があります。
下五の「ありぬべし」が効いてて素晴しいという評価もある。
十四五本という数がピッタリで好いという評価もあった。
いろんな評価があっていいと私は思っているのです。
誰もがソレゾレの状況・事情に合わせて読んでいい筈です。

嬉しく読める句・思い出に残る句・味わう句など色々ある。
感覚は人それぞれであればそこに優劣なんかある筈もない。
それならこの句が分らない人がいても少しも不思議でない。
この句を絵に描いたらアナタの好みに合うかも知れない。
だから私は人の句(=感性)を貶すのは好みに合わないのです。

鶏頭は何の譬えだろうかと考えるのも好いと思う。
十四五本を何かに当てはめてもオモシロイかも知れない。
だったら言葉の語呂を愉しむのも一向に構わない筈ですね。
人の評価を聴く前にアレコレ考えてみたらどうだろうか?
私も改めて味わってみたいと思うのです。

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