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「すべての出会いに意味はある」そこから何を得て、どう活かすのかが大切。

皆様こんにちは PICOです。

今回、記事のタイトルを「すべての出会いに意味はある」としましたが、多分誰しも自分の人生で「嫌な思い出」とか「やり直したい過去」とか・・・色々あると思うのですが、そうした【失敗】や【後悔】をどう受け止めるか、今回はそんな私の考えを記事にてみようと思います。 もし宜しければ読んで頂ければ幸いです。

◆過去の自分の選択をどう捉えるか。

冒頭のご挨拶にも少し書きましたが「嫌な思い出」や「やり直したい過去」と言うと、どうしても自分の心や頭に蓋をして無かった事にしたい事が多いと思うけれど、こうした失敗や後悔からは多くの事が得られる。 それは単純に自分自身の経験となり、次に起こるであろう何かの際に役に立つからである。自分が失敗したと思ったその経験を次に活かせなければ、同じ失敗を永遠にし続ける事になる、その度毎回同じ様に悩み、苦しむのも馬鹿みたいだと私は思ったので、全部一度起こってしまった事はもう諦めて、気持ちを切り替えることにしている。

基本的に「嫌な思い出」や「やり直した過去」には大抵そこに誰かが居るもので、それが学生時代の思い出だったり、職場での出来事だったり、旅行先などの出掛け先の出来事だったり・・・それがどんな場所だったとしても、大抵の場合、自分の失敗や後悔の場には誰かが居合わせているものだ。

その最たるもの…と言うか、一番例にし易いのは【恋愛】だと思う。

よく、男性は別れた彼女との思い出を「フォルダごとに保存」していて、いつでも思い出を取り出せる様にしているから、なかなか次の恋愛に進めないが、女性は逆に別れた彼氏との思いでは「上書き保存」していくから、比較的すぐに元カレの事は忘れて気持ちを切り替えて次の恋愛へ進めるといった感じで『恋愛は男は名前を付けて保存、女は上書き保存』なんて言ったりする事が多いのではないかと思う。(少なからず私の周囲の人はそう言う人が大半を占めている)

そんな過去の恋愛で、以前自分が付き合っていた異性の事を悪く言う人を割りと頻繁に見掛ける。 例えば『前付き合っていた人は最悪だった』とか『別れて正解だった』『あんな人を何故好きになったのだろう』…と言った感じの内容だ。

私は思うのだが、この考えこそ人生において『足を止めない方法』だと思うのだ。 後悔して、悩んでいても先へ進めない、一時でも止まっている時間を無くして次へ進まなければいけない・・・と言う気持ちの切り替えとしては最も効率の良い方法だと私は思う。 しかし、この方法を頻繁に使うの人には多少問題があり、それは『あくまでも悪いのは相手』であると言う考えを持ったまま次へ進もうとしている点だと私は思う。 結果、多くの人は再度同じ失敗をする。理由は明確、前に進みはしたものの、変わったのは自分ではなく相手だけだからである。 過去の自分が好きになった人で失敗をして、そこから学び、得る事が無かったのであれば、過去の自分と同じ自分が好きになる次の相手も、やはり過去の自分が選んだ相手と同じ様な相手だからである。


◆過去の選択を受け入れる。

「失敗」や「後悔」と言う過去の自分の選択による結果をどう捉えるか、その結果を「否定」する事で足を止めずに前に進める事は分かったが、それでは同じ失敗や後悔をする確立は以前と変わらない。どうすればその経験を活かす事が出来るか。 答えは簡単で「否定」の反対「肯定」をする事だと思う。 失敗を受け入れると言う事ではない【過去の自分の選択を受け入れる】と言う事だと私は思う。

実際、別れた彼氏・彼女は最低だったかもしれない、けれどその彼氏・彼女を好きになって付き合った事で得られた「楽しい時間」や「嬉しい時間」も沢山あったと思うのだ。 別れてしまったという、その結果だけで過去のすべてが悪いものだったと一括りにしてはいけないと思うのだ。

彼・彼女とは別れてしまったけれど「こんな良い事があった」「こんな言葉を掛けてくれた」「こんな時間が好きだった」思い出せば多分、それなりに沢山の楽しかった思い出が蘇ってくると思うのだ。 その上で、相手と自分には何が足りなかったのかを考えていくことで、多分自分の悪かった点にも目がいくようになるのではないだろうかと思う。

過去のすべてを乱暴に一括りにして否定するのではなく、一度過去の自分の選択をすべて受けて入れてから、ゆっくりと思い出の整理をすれば良いと思う。 何年掛かってもいい。 いつか『あの人を好きになれて良かった、あの人との時間が今の私の経験になってる…』と言える様に。 過去の自分の選択は間違っていなかったと思えるように。 そうやって前へ進んでいけたらと私は常々思っている。


◆その出会いはその人が経験すべきだった事。

過去の自分の選択を受け入れて、受け止めて、そうしてゆっくりとでも進んでいくと1つ1つ自分の問題点に気付く事が出来た。

勿論恋愛の話だけではない、何でもない「日常生活」や「学校生活」は勿論、会社での出来事でもどんな事でも、失敗をして、後悔をして、それを受け止めた時【それらは過去の自分には無かった事】だと言う事に気付く事が出来たのだ。 言い換えれば、すべての「失敗」や「後悔」は自分が経験すべき事だったのではないか・・・と思ったのだ。

学校生活でいじめを受けた事、日常生活の事、別れた異性の事、会社の上司や同僚、部下との事・・・色々な「失敗」や「後悔」の場には必ず誰かが居合わせていて、その人達から私達は経験すべき事を今学ばせて貰ったのだと思うと、ほんの少しだけ気持ちが楽になる様な気がしたのだ。

勿論、失敗した時、後悔した時、その時にはそんな事は思う事が出来ない。 自分の過去の選択を1つ1つ受け止めて、受け入れて、そうやっていつかの自分の気持ちが少しだけ楽になっていくのだ。

たまたま同じ学校の同じクラスで、たまたま同じバイト先で、たまたま同じ会社の同じ部署で、たまたま彼氏彼女の関係になり、たまたま結婚して…。

すべての出会いは全部偶然で、ほんの少しズレているだけで出会わなかった人達は沢山いる。 今でこそインターネットが普及して、日本全国、世界各国の人達と気軽にコミュニケーションが取れるけれど、遥か昔は自分の周囲の限られた狭い世界の中でしか出会いは無かった。

私の書いているこの記事を読んで下さった誰かも、Twitterで知り合った顔も名前も知らない誰かも、インターネットゲームで一緒に遊んでいる画面の向こう側の誰かも、本来であれば出会う事のなかった人達。

そんな人達に出会えたのだから、その出会いにはきっと何かの意味があり、その意味を何かしらの形で自分の力へ変えていければ素敵なのではないかと思うのだ。


◆最後に・・・。

私は基本的にマイナス思考で後ろ向きな人間で、なかなか最初の一歩が踏み出せないでいる事が多い。 いつまでも同じ場所にしゃがみこんで『誰か何とかしてくれないかな…』なんて思いながら生きている。

けれど『人は何とかはしてくれない』と言う当たり前の事に気付いてからは、仕方なしにと立ち上がって、ゆっくりとでも歩き出せるようになった。

それはやはり過去の自分の選択を受け入れていく事にしたからだと思う。

すべての出会いは偶然で、すべての出会いに意味はある。 過去の経験を次に活かして、今度はもっと素敵な出会いに繋がれば良いと思う。

すべての出会いに、好きになった人、好きになってくれた人へ感謝を。  


それでは・・・また次回の記事でお会いしましょう。

【追伸】:前回の記事へ「スキ」して下さった皆様、有難う御座います。今後はこの様な記事を不定期に書いていければと思いますので、もし宜しければ今後ともお付き合い下さい。 有難う御座いました。


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