私とあなたは菜箸の間柄
菜箸って、どうして糸で繋がっているんだろう?
あの糸があると、グルグルと巻き付いて可動範囲を狭めて来るし、取り落とした時にもう片方も道連れにするなど、妨害要素の方が多く感じるのは私だけではないはず。それなのに、なぜ?
こんな疑問を持った方も多いと思います。
私も気になったので調べてみました。
どうやら、吊り下げて乾燥させるためとか、片方を無くさないように、といった意味合いのようですね。
糸で繋がってる理由は分かりましたが便利だと思ってる人の絶対数は、そんなに多いような気はしません。
それでも糸が付いているということは、便利だと感じる人が一定数以上いるはずです。もちろん、その主体は本職の料理人さんでしょうね。
調理道具に限らず、プロの道具は特定のシチュエーションや使い方に特化し、便利なように工夫が施されていることがほとんどです。
それを一般の人が一般的な使い方をしようとしても、どこかに無理が出て来るもの。道具の扱いづらさとは、こういった微妙にマッチしない使い方が原因になっていることが多いものです。
私は菜箸?
続いて仕事での話ですが、微妙に足並みが揃わなかったり、タスクの組み方が根本的に違うメンバーがいたりします。
その人も自分と同等の評価を受けているにもかかわらず、2人揃うと効率ガタ落ちだったり、手戻りが発生したり。
こんな相性の悪い相手がいたりするのも世の常でしょう。
では、そんな現実をどう改善するのか?!は、別な機会に譲るとして、こういうお互いの足を引っ張り合ってしまう間柄をこう呼ぶことにしましょう。
「菜箸」の間柄と。
使い方はこうです。
私とあの人は「菜箸関係」だから〜 ・・・ 相性悪いから〜
次の仕事は「菜箸の糸」を切りたいね〜 ・・・ チーム解散したいね〜
ポイントは両方の長さが同じなのに、絞ってあるが故の効率低下です。
片方が短い場合は菜箸とは呼べないので、その点はご注意を。
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