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人数別、バンドのすすめ

 ギター足軽のドクです。
 私は学生の頃、軽音楽部で楽しいバンド生活を送っていました。グループで音楽をやる楽しさを一度味わってしまうとやめられません、言葉を使わないメンバー同士のコミュニケーションは音楽の醍醐味のひとつです。
 そこで今回は、足軽的おすすめバンドを人数毎に1グループずつ紹介しましょう。

デュオ

 デュオはグループの最小単位、ギター2本ですと柑橘系の有名なグループが思い浮かびます。2CELLOSというチェロ2台のグループも有名ですね。しかしせっかくなら、2人で違う楽器で楽しむのも良いですよ。
たとえばこれ↓

 マンドリンとギターのデュオは足軽的に鉄板です。
 左でマンドリンを弾いているChris Thile(クリス・シーリ)という人は他にも色んな楽器とコラボしています、ギターじゃないのでここでは深く書きませんが、ぜひ知っておいて欲しいミュージシャンです。

トリオ

 ロックバンドでは3ピースなんて呼ばれ方もしますね、ドラムを加えたロック編成では最小人数と言って良いでしょう。
 歌いながら高度な演奏をするのが難しいという事情もあるのかないのか…3人組の有名なロックバンドはけっこう骨太シンプル系が多いような気がします。そんな中で個人的に大好きなのはサンボマスター。このグループは荒っぽい中にとても繊細なテクニックを感じられます。
しかし今回ギター足軽的に紹介したいのはこちら↓

 ベースがおるけ4人じゃろ!とは言わないでください(笑)Peter Paul & Maryという大変有名なグループで、アコギを弾く人はなるべく早く知っておくべきトリオです。
 デュオでは出来ない3声ならではの究極のハーモニーと言っても大げさではありません。

カルテット

 4人組のことをカルテットと言います。どことなくオシャレな響きに感じるのは私だけでしょうか(笑)…
 世界一有名な4人組といえばビートルズで間違いないでしょう。メンバーが4人ともなると、音楽的な可能性がぐっと広がります。何人組であっても「ひとりで何役こなせるか」というのは重要な要素ですが、その点ビートルズは4人で10人以上の仕事をしていると思います。
 兼任という観点では「メンバー全員が歌える」というのは不可欠な要素であり、口が塞がる楽器はその時点でハンデを抱えることになります。趣味としてギターを選んだ人はその時点で幸運ですよ。
 さて、ここで何を紹介するか…4人グループは国内外でもレジェンド級バンドの宝庫です。とても一つには絞れないですが今の気分はこちら↓

 Red Hot Chili Peppersです。
 4人編成の中で極限までシンプルに、でも3人では絶対再現できない絶妙なライン。楽器で会話する楽しみが詰まったバンドです。聞こえる音は少なく感じますが、行間を読むように聴く感覚がたまりません。空白の中にエネルギーが満ちています。

クインテット

 5人組はクインテットと言います。日常生活であまり聞きません。デュオ・トリオ・カルテットもそうですが、本来クラシック音楽の用語です。
 4人組同様、ギタリストに知って欲しいバンドはたくさんありすぎてキリがないですが、私のおススメはこちら↓

 一見するとふざけたバンドに見えますが、曲に対する解釈の仕方や音楽の楽しみ方、あとは楽器のチョイスも素敵です。

大所帯バンド

 これ以上の呼び方はまとめて「いっぱいいるバンド」にしましょう(笑)
 こんなバンドを率いることが出来たらきっと楽しいと思いますが、運営が大変なのは明らかです、趣味では出来ませんね。客として楽しみたいです。

最後にソロ

 色んなバンドを紹介しましたが、やはり究極は「ひとり」なんですよね。
私も昔はバンドが楽しかったですが、大人になると同じ情熱の仲間を見つけるのが難しいです。そこで辿り着くのがソロギターか弾き語りなんですね。
 最後にこれを紹介して終わりにしようと思います。

 一人でこれだけ弾けたら楽しいでしょうね、憧れます。
 個人的な趣味だけで紹介してまいりました。本当はもっとたくさん知って欲しいですが、キリが無いのでこのへんで。
 お気に入りが見つかりましたらスキしてください。

see you folks

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