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知ってるつもりの歴史の真実

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教科書で習った歴史が真実とは限りません。小説や映画でみた時代劇の虚構を事実と誤認している人もたくさんいます。歴史を学ぶとは年号とか政治の流れではなく、その時人がどう動いたのか?と…
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記事一覧

陽キャでコミュ力ある江戸の「接続する民」たちの群像劇

個人的に来年の大河ドラマ「べらぽう」が楽しみです。 何が楽しみって、舞台が江戸の明和~天…

日本の「男と女」の歴史的な関係性

男女不平等な国ほど出生率が低い? 一部の偏ったメディアが金科玉条のような使うジェンダーギ…

奴隷から「七転び八起き」で国を救った男の話

「人生、山あり谷あり」とはよく言ったもので、想定以上にうまくいくこともあれば、絶対に大丈…

差別する人間、支援する人間というふたつのタイプの人間がいるのではない。100年前の…

続々と人口減少化が進む他の先進国と違い、いまだに人口増加の米国、しかし、その内訳は、ヒス…

8月15日では終わらなかった戦争の犠牲者たち

75回目の終戦の日がやってきました。  この記事にある通り、当然時間の経過とともに戦争体験…

特攻なんてクソったれ!特攻を拒否したパイロットもこれだけいたという事実

みんなが当然や常識や歴史的事実だと思っていることは、必ずしも正解とは言えません。例えば、…

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特攻隊員の遺書「会いたい、話したい」

太平洋戦争の末期、日本には特攻という愚かな戦術がありました。戦闘機に爆弾積んで飛行機もろとも敵艦に突っ込むアレです。 撃墜王として有名な坂井三郎少尉は、特攻作戦を明確に愚策と断じて批判しており、後にこう述懐しています。 「特攻で士気があがったと大本営は発表したが大嘘。『絶対死ぬ』作戦で士気があがるわけがなく、士気は大きく下がった」 当たり前です。特攻に対しては、ほとんどのパイロットたちがあんな作戦、「あり得ない愚策」と思っていた。 ちなみに、戦争中の軍隊なんて「命令は

江戸時代のアイドルオタクの恋の行方

戸時代というとすぐ「暴れん坊将軍」とか「遠山の金さん」とか「桃太郎侍」などを思い浮かべる…

ソロ社会だった江戸の市場と経済活動話には、未来のコミュニティに通ずるヒントがある

リアルな僕と親交のある方なら、薄々感付いていらっしゃると思いますが、僕は極度の歴史オタで…

吉田松陰を崇拝する人多いけど、あれ盛り過ぎな件

NHK大河ドラマが「西郷どん」でまたぞろ幕末人気があがる予感がしますが、それでなくてもなん…

江戸の離婚「三行半」に関する大きな誤解

日本はずっと男尊女卑だと勘違いしている人多いんですが、そんなことはないんです。武士階級は…

ペリーの黒船来航で幕府が開国したわけではない「知られざる物語」

学校で学ぶ歴史って本当の話じゃなかったり、はしょられているから事実関係が曖昧になったりし…

今まで脚光を浴びなかった毛利勝永が出ている真田丸は本当に面白い!

今年の大河ドラマ「真田丸」は本当に面白い! いろんな意味で、歴史好きにはたまらない。前半…