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汽船リペア日誌【Day1】

目指せ快適ラグジュアリー船!
ということで、冬に購入した漁船をコツコツ直してゆきます。

今までフェリーや手漕ぎボートくらいしか乗ったことがなく、昨年初めてプレジャーボートに乗せてもらいましたが、その感動といったらもう、、!

陸上には道路があって、標識があって、信号があるけれど、
海は広くて自由です。(ルールはきちんと守りますよ)

私だけ何も釣れなかったけれど、波をかき分けて海の上を走っていくのが楽しくて、心地よくて。
少しバイク乗っている感覚と似ているのかな~と。

まあそんな話は置いておいて、リペアの話ですね!
ひとまず使わないものを外す作業から始めます。

鳥取で漁船として長い間使用されていたらしく、なかなか年季の入った船。イカ釣り用の集魚灯やアマチュア無線、レーダー、GPSが狭い船内に詰め込まれておりました。

配電盤のスイッチは、ほとんどはずした集魚灯のスイッチなので、パネル丸ごと外します。可愛いスイッチは再利用!
中には大事な配線も紛れ込んでいるので、大胆かつ慎重に。
反対側の船室の壁には、汽笛や室内灯の配線が来ていたので、間違えて外さないようにマーキングしておきます。

これ写真を見た感じ、そんなに配線ないんじゃない?って思いますよね?
でもね、裏側に隠されているんですよこれが。

何が大変って、太い配線が隙間にみっちり詰まっているし、配線が板の内側を通っていて、さらに結束バンドでギチギチにまとめられているので、なかなか表に出てきてくれません。

恥ずかしながら私は
・漁船がどんな注文形態なのか
・作られてからどの程度の装備を付けることが可能なのか
知らないので、この配線たちが初めから設置されていたのか、後から漁師さんが自分でなんとかつけたのかはわかりませんが、なかなかの作業量ですね。

船という限られた空間に、必要な装備とエンジンを載せているのだから、うまく収納と空間を使わないとですよね。

二人がかりで押したり引いたり、動かしながらなんとかでてきてくれました!
もうこの時点で汗だくです😂
外した集魚灯の配線は途中で切ってあるので、その配線とつながっている配線を分けながら、根元から外していきます〜!

外した配線はどこかで使えるかもしれないので、使わない生け簀に収納してしまいます。これですっきり!

「もうここまできたら、棚いらないんじゃない?」


という一言で、ついでに足元の棚も撤去して綺麗にすることに。
少しわかりにくいのですが、写真の半分くらいの位置まで棚(足場?)があったのですが、もう跡形もないです。笑

反対側も同じように、整理整頓して、板を打ち付けて目地埋めまで。
あとは無線を外したり、室内灯を外したり、シリコンコーキングでガチガチに固められた窓を開放したりと、こまごま作業しつつ、あっという間に外が暗くなっております。

ひとまず1日目はこんなところでしょうか。

作業しだすと夢中になってしまって、ついつい写真や動画を撮り忘れてる!と気づいたときには遅いんです。(笑)

ビフォーアフターの写真を撮ったはずなのに、全然画角が違っていたり。
やってみないとわからないですからね!
常に先を考えながら動かねば!

ではでは、またお会いしましょう。

WILDIES’ エミカ




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