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"EMBRACEABLE YOU"

CHARLIE PARKER WITH THE MILT JACKSON QUARTET
Charlie Parker (as)
Milt Jackson (vibes)
John Lewis (p)
Percy Heath (b)
Kenny Clarke (d)
Broadcast, Birdland, NYC, 1 November, 1952

パーカーがMJQと共演した珍しい音源。
これもまたバードランドからのラジオ放送。

ダイアルのスタジオ録音が大変有名な曲だが、ここでの演奏がまた素晴しい。この日のパーカーにはいつになく刺々しいものを感じる。ミルト・ジャクソンのソロに対して強引に割り込むところなど、単純に放送時間を意識してのものなのか、それとも何か気に食わないことでもあったのだろうか?

MJQとりわけジョン・ルイスのピアノとパーカーのサウンドは相性が良いと私には思える。この日演奏されたもう一曲 "HOW HIGH THE MOON" の出来も良く、たった二曲しか共演の記録がない?のは実に惜しい。WITH STRINGS並みの共演が実現していたら、パーカーの愛聴者はもっと増えたことだろう。


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