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バイナンスが危うくアドレスポイズニング詐欺の餌食に…

大手暗号通貨取引所バイナンス(Binance)CEOチャンポン・ジャオ(Changpeng Zhao、通称CZ)氏がゼロトランスファー詐欺(Zero Transfer Scam)と言われるアドレスポイズニングについて、7月3日にツイートで警告した。

アドレスポイズニングとは、ユーザーのウォレットアドレスに似た偽のアドレスに送金させる詐欺で、偽のアドレスは最初と最後の数文字が同じで、真ん中の部分が異なっている。これはユーザーがアドレスを確認する際、全て文字を確認せず最初と最後の数文字だけを確認するという習性を巧みに突いた詐欺である。アドレスポイズニングについては、急増中の新手の詐欺として、メタマスク(Metamask)が以前に注意を促した。

CZ氏によると8月1日、バイナンスのオペレーターが危うくアドレスポイズニングに騙され、2000万USDTを不正流出するところだったという。バイナンスのオペレーターがトランザクション送信後に不正に気付き、テザー(Tether)社にUSDTの凍結を連絡し、詐欺を未然に防ぐことができた。テザー社は1時間以内にアドレスポイズニングを行ったアドレスをブラックリストに登録した。
 
CZ氏は、「このようなケースでは迅速な対応が不可欠です」と強調し、また、「このような被害に遭わないよう、このツイートが役に立つことを願っています」とツイートした。
 
アドレスポイズニングの対策としては、以下がある。
・取引履歴からアドレスをコピペしない。
・アドレスを最初と最後の数文字だけではなく、1字1字すべてチェックする。
・多額の送金をする場合、テストとして事前に少額を送金する。
 
暗号通貨の詐欺は、アドレスポイズニング以外にも様々あり、いつあなたの身に起こってもおかしくない。以下の記事では、各種詐欺について、手口、事例、見分け方、対策、対処法などを解説しているので、騙されないためにも合わせて読んでほしい。

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