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【4ASCEND】CPU LV4攻略、先にアセンドしよう

橋野みずは氏がUnityroomにて公開している「4ASCEND」の攻略です。
以下のリンクから遊ぶことができます。

バージョン0.83、2023/12/30の執筆時点の記事となります。
この記事ではCPUの最高レベルであるLv.4に安定して勝つことを目指します。
そのため対人戦においてはより有効な手があるかもしれないことをご了承ください。

またほぼ独自研究で書いた記事であり、非公式な用語も用いております。

基本ルール

ベースは五目並べ、ならぬ四目並べとなります。石を互いに置いて4つ以上並べるとその石がなくなり数だけ相手のライフを攻撃できます。ただし、すぐに攻撃は行わずに相手の手番を一度だけ待つことになります。このタイミングで相手が4つ以上並べるとその数だけ相殺が発生して石の数だけダメージを相殺できます。先に6つあるライフを0にすると勝利です。

攻撃が終わるとランダムな位置に魔力植物(以降、と記述)が発生します。その石でアセンドすると相手の石を+1で相殺してくれるため非常に重要です。

また、アセンドがないまま互いのターン11打終了時、(先手6打目終了時)(後手6打目時点)でも草が発生します。

リーチの維持の重要性

まず先にこのゲームで負けないようにするべき最優先事項はリーチを維持することです。

相手からアセンドされても返しのターンでこちらもアセンドできればダメージを無効化できます。 できない場合は4以上のダメージを受けてしまい、大きな痛手となります。常に相手のアセンド発火に対応できるようにリーチを維持しましょう。
相手のリーチ先に石を置いて邪魔するより自身がリーチを狙える場所に石を置けば相手のリードを止められます。

画像のような場合は相手の黒の3つ並んだ先、どちらに置いて邪魔してもアセンドされます。それより自身が白3つでリーチをかければ相殺して身を守ることができます。

逆に相手にリーチがない状況を見極めることができればそのまま勝利を狙えます。
アセンド後の石が減ったときにリーチできる、できないという状況に差ができることが多いのでそのタイミングで盤面を意識して確認しましょう。

また相手がアセンドした石があった場所に石をおいてアセンド相殺すると「バックアタック」として相手の石を多く相殺できます。難しい位置にある相手の攻撃を咎めることができますが、これだけを狙うと石の位置がバラバラになりがちで、自身のリーチ可能な石が減ること点に注意が必要です。

基本的に石を置くとき常にリーチできる場所が無いかを意識するといいでしょう。

先にアセンドを仕掛けて草を取る

さて、このゲームは交互に石を置きあっても、相殺が簡単なので適当にプレイしても相手からリードを取ることはできません。5個以上の石を置いてアセンドを狙ってもCPU Lv.4はすぐに邪魔してきます。
そこで重要になるのが相手より先にアセンドを仕掛けて草のある場所に石を置くということです。
相手より先に4つ以上揃えてアセンドを行うことを以降は「先アセ」、相殺のため相手の後にアセンドを行うことを「後アセ」と呼びます。
先アセを行う利点は2つあります。

  • 草が生えた後自身のターンが先にくる

  • 自身にとって有利な位置に草が生えやすい

有利な位置、というのは自分の石のある近くに生えやすいかな?という程度のものですが、それ以上に重要なのは先アセは草が生えた直後に自身のターンが来ることです。
序盤、中盤では草は2つ生えてきますがそのうち自身がその1つを先に選ぶことができます。 この先に草を選ぶ権利こそがこのゲームにおいてわかりやすいアドバンテージです。
概ね、以下の順で優先して草を選びます。

  • すでに確保した草の多い場所:相手にさらなるダメージが期待できます。

  • 自分の石が多い場所:草アリの石を素早くアセンドできます。

  • 中央に近い場所:リーチを作りやすく、邪魔されにくいです。

  • 相手の石から遠い場所:相手に邪魔されたり、バックアタックをもらいにくいです。

画像は最短手順で先手の白が先アセしたあと生えた草を互いに取り合った状況です。4つの石で相殺したので互いのHPは変わっていません。 白はアセンドしやすい真ん中の草をとれたのに対し、黒は窮屈でリーチの邪魔をされやすい左上の隅近くの草を取りました。

白の中央にある石はタテ、ヨコ、ナナメいずれの並びも狙うことができ、その先の壁にぶつかりにくい位置です。相手の妨害を受けても石を置く先を変えやすいです。また壁にぶつからないということはアセンドできる3マス先の8方向、24マスのどこかでさらに草が生えて更にダメージを狙う可能性が上がります。

対する黒の石の先は16マスの位置でアセンド可能でそこに草が生えればダメージを狙えますが白より生える場所が限られます。更にタテ、ヨコ、ナナメどの方向の先にも壁があるため、妨害されやすく、他の並びも狙いにくくなります。

かなり単純化しましたがこれだけで「先アセ」がいかに強いかがわかったかと思います。これを利用して以下の手順を行います。

  1. 同数の相殺を承知で先アセを連続する

  2. 有利位置の草を取る

  3. 相手のリーチしてる石を見て相殺を上回った状態でアセンドして攻撃。

  4. HP減らした上に先アセなのでさらに先に草を選べる

これを繰り返すのが「先アセ戦略」となります。
草のダメージ増加、草ありでのアセンドのしやすさの両方の面で有効な戦略となります。 注意点は基本的ですが先アセはバックアタックされる可能性があるため仕掛けるときは相手の石をしっかり確認しましょう。

出た草のどちらをとっても有利、不利に差はなさそうと思った場合もすぐ草あり石をアセンドすれば状況をリセットできるので積極的にアセンドしましょう。

迷ったときは

取れる草がないときや同数のアセンドがとれないときは以下の基準で石を配置します。

  • リーチが取れる場所:リーチ箇所が多いほど攻防ともに強力になります。

  • すでに確保した草の多い場所:相手にさらなるダメージが期待できます。

  • 自分の石が多い場所:素早くアセンドできます。

  • 中央に近い場所:リーチを作りやすく、邪魔されにくいです。

  • 相手の石から遠い場所:相手に邪魔されたり、バックアタックをもらいにくいです。

ほぼ草を選ぶ基準と同じですね。ちょっと悩ましいのが中央有利は相手にとっても同じなので置く場所がなかったり、互いにバックアタックが狙える状態になるので膠着状態になりやすいことです。そのときに盤面端の草を狙ってみるのも良いでしょう。

補足:後手の優位について

アセンドがないまま互いのターン11打終了時、(先手6打目終了時)(後手6打目時点)で発生する、つまり後手に草を選ぶ権利が発生します。先アセ戦略に対してアセンドを抑えながら長期戦で試合を進めるほうが後手には有利ということになります。ただCPU Lv.4は同数相殺のアセンドを積極的に仕掛けるということはあまり多くはないため、後手でも先アセがしやすく先アセ戦略は有効です。
対人を行う場合は意識しておくと有利になれるかもしれません。

補足2:相手のアセンドに対して相殺をしないタイミング

次の手番で相手がアセンドの相殺ができず、その後の展開でそのまま相手を倒し切れる場合はあえて無視して返しのターンで倒しきりましょう。リーチ先に石を置かれて邪魔されない、バックアタックされないなど状況は限られますが、特に相手の体力4以下のときは意識すると良いと思います。

まとめ

ガンガンいこうぜ


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