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さようなら壊しちゃったものたちよ/ビリー(湘南新宿ライン)

①皿

僕はいまシェアハウスに住んでいるのですが、めちゃくちゃ皿が割れます。「そんなに?」って思うくらい割れます。大体のものにおいてそうですが、皿も例外でなく気に入っていたものから割れます。金継ぎ始めました。

②バイクのテールランプ・ウィンカーランプ

約一年前立川の交差点でバイクが転倒し、車体から飛び出していた各種部分がもれなく壊れました。大事にしているものが、百パーセント自分の責任で壊れてしまった。今でも自分が許せません。

③社用PCの「s」

「よろしくお願いいたします。」「申し訳ございません。」「ありがとうございます。」
敬語にはサ行が多いように思うのは僕だけでしょうか?
少なくとも僕や同期数人は、最初に「s」、次に「a」にガタが来ることが多かったようです。

④初代DSのタッチパネル

小学生男子に力加減など、求める方が愚かでしょう。親にどうすれば直るか相談した記憶があります。号泣しながら。

⑤学生時代、晴れた冬の日に外出もせず部屋でただうずくまっていた、かの鬱屈

「壊れる」ことを「不可逆の一線を超えること」と定義する場合、今の僕にはこう宣言することが至極当然のように思えてなりません。イカれてるのは一体どっちなんだい?


書き手:ビリー(湘南新宿ライン)
テーマ:壊しちゃったもの



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今週のテーマは
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