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国産ウイスキー販売量は増加傾向に

連日の猛暑で、最高気温を更新する地域が続出しています。
ハイボール需要は夏に伸び、ストレートやロックは冬場が伸びるウイスキーですが、総合的な販売量は増加傾向にあるようです。

カバー写真 https://www.kirin.co.jp/alcohol/whisky_brandy/より引用

出典元:https://www.kirinholdings.com/jp/newsroom/release/2023/0712_01.html

キリン ウイスキー上半期販売量は前年比約5割増

キリンビールは国産ウイスキーの販売が好調。2023年上半期(1~6月)の販売数量は前年比約5割増加しました。このため、年間販売目標を計画の約3割増の54億円に上方修正するほどに。
特に「キリンウイスキー 陸」と「ジャパニーズウイスキー 富士」が牽引役となり、上半期の販売目標を達成しました。「富士」ブランドは新商品の好調さや海外の品評会での受賞もあり、上半期の販売数量は前年の約3倍に増加しました。

また、「キリン シングルモルトジャパニーズウイスキー 富士」、「キリン シングルグレーンジャパニーズウイスキー 富士」、「キリン シングルブレンデッドジャパニーズウイスキー 富士」の3つの商品が、世界的な酒類コンペティションである「インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ」で全て「ゴールド」を受賞しました。特に「キリン シングルグレーンジャパニーズウイスキー 富士」は4年連続、「キリン シングルモルトジャパニーズウイスキー 富士」と「キリン シングルブレンデッドジャパニーズウイスキー 富士」は初めての受賞となります。

国産ウイスキーの牽引役であり競合他社になる、サントリーの響も上記「インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ」の「ゴールド」を受賞してから世界的な人気が上昇してきました。
そのため、今まではサントリーとニッカの2強でしたが、今後は第三のポジションとしてキリンのウイスキー人気が上がっていく可能性は高いです。

NHKでも国産ウイスキーが特集に

出典元:https://www3.nhk.or.jp/news/contents/ohabiz/articles/2023_0712.html

NHKの「おはBiz」では、「世界が注目! ジャパニーズウイスキー」が特集され、"日本のウイスキーの輸出額はこの10年で約14倍に増加し、日本酒を追い抜くまでになっています。"と報道しています。

放送では、中国人富裕層が日本でウイスキーの樽買いについて触れています。最近ではインバウンド需要が回復し、円安も相まって爆買いが再開しているようです。現時点では相場はそれほど回復したとはいえませんが、再びの国産ウイスキーの上昇が期待されます。

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2008年より趣味で『ウイスキー収集』を続けるうちに、ボトルの価値が100倍以上になるものが出てきて驚きました。そこで独自の手法で、ウイス…

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