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【ウイスキー投資】月次レポート(23年9月)

有料マガジンの更新・新規登録を頂き、誠にありがとうございます。 今月もウイスキー投資情報をお届けしますので、宜しくお願いします。

日経平均株価は32,715.90円(前月比-679.78円)、ドルは145.68円(前月比+3.07円)、ユーロは157.89円(前月比+1.25円)です。
日経平均株価はわずかに下落していますが、買いが優勢で底値が堅調なようです。投資情報の動画サイトでは、「最後の逃げ場だ」という売り込みの声が目立ってきましたが、通常では円安・ドル高の状況では、株価が相対的に割安になるため、日本株が上昇するとされています。

気になるのが日銀の利上げです。今年の1月と少し記事が古いのですが、ニッセイ基礎研究所の「もし日銀が利上げしたら日経平均はいくら下落するか」では"長期金利1%なら日経平均2万4,000円割れも"と予想しています。

出典元:https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-08-21/RZPULVT0AFB401

昨年12月に日銀はイールドカーブコントロール(長短金利操作、YCC)での10年国債利回りの許容変動幅の上限を0.25%程度から0.5%程度に変更。(中略)事実上1%まで許容することを決めたが、国債購入額を大幅に減らすまでには至っていない。

ブルームバーグの記事でも、同じようにイールドカーブコントロールの変更について触れていますが、実現されたら今の株価に大きな影響を与えそうです。

株式投資とウイスキー投資の明確な相関性はありませんが、株価が大きく下落するタイミングでは、キャッシュ(現金)のポジションを増やすために手元のウイスキーを売却することが多いようです。これにより、疑似的な相関関係が生まれ、下落の傾向に引き込まれる現象が発生することがあります。
逆に、株価の上昇トレンドでは、高級腕時計やウイスキーなどの現物資産への投資も拡大する傾向にあります。

個人的な話ですが、170万円の含み損から脱出した株式を、先月に半分売却しました。急騰によって含み益に転じたため、「欲張らずに利確」と考え、半分のポジションを現金化しました。
しかし、その後も放置していれば、さらに50万円以上上昇していたことになります。今は欲張らずに現金のまま保有し続けていますが、投資生活はなかなか難しいものですね。

出典元:https://www.google.com/finance/

輸入品に関して言えば、ポンドは過去5年間を振り返って最悪の水準にあります。ウイスキーや他の英国製品を輸入する場合、2020年と比較して40%以上の価格上昇が見られます。ポンド高と英国国内のインフレにより、今後もウイスキー価格は上昇し続けるはずです。

2019年に英国旅行したときでも、現地の物価高に驚かされました。滞在費が1日200ポンドでも1週間で1,400ポンド。当時は20万円程度でも、物価高で現在は30万円以上になるはずです。
ここに旅券や燃料サーチャージ、税金など追加されると、1人旅行でも50万円以上の旅費が掛かってしまいそうです。富裕層でないと、とても気軽には行けない国となってしまいました。

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2008年より趣味で『ウイスキー収集』を続けるうちに、ボトルの価値が100倍以上になるものが出てきて驚きました。そこで独自の手法で、ウイス…

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