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【ウイスキー投資】月次レポート(23年1月)

あけましておめでとうございます。

あっという間の一年でしたね。ウイスキー投資Rのnote開始から約3年、マガジン配信から11ヶ月を迎えました。私自身、図らずもウイスキー保有の最長期間が13年目となります。
今年もウイスキー投資情報をお届けしますので、宜しくお願いします。

大納会株価は、26,094.50円(前月比-1,874.49円)、ドル 131.12 円(前月比-5.85円)、ユーロ140.64円(前月比-2.03円)。
ドルは131円台と昨年5〜6月の水準にまで戻ってきました。ユーロは少し落ち着いたものの依然として円安ユーロ高基調が続いています。昨年比で1割、一昨年からは2割以上のユーロ上昇になっています。
2020年には10万円で約860ユーロに交換できましたが、現在は711ユーロしか受け取ることができません。私自身、何度もEU圏を旅行していますが、円役+現地のインフレのダブルパンチで、有名観光地ではホテル1泊が5万円以上、カフェの質素な朝食が3千円以上のような状況になっています。
2020年頃のようなドル、ユーロ相場にまで戻れば、多少は旅行しやすくなりますが、現状では旅行も輸入品も庶民にはできない贅沢になってしまいそうです。

新年から演技の悪い話ですが、31日の大納会は4年ぶりの下落。岸田総理の登場と共に、プラスからマイナス転換、年初の29,300円から26,094円と驚きの下落をみせました。所得倍増計画どころか、単純計算で290万円相当購入した人は260万円と、さっそく30万円以上の含み損になっています。
日本の経済はトホホな状況が続きそうです。

2022年のウイスキー投資はどうなった?

「持っていた人は大きな含み益に」
2020年以前からスコッチウイスキー、シングルモルト、国産ウイスキーを保有していた人は1.5〜2倍以上の価値になったボトルが続出しました。
特に18年熟成以上の銘柄に至っては、主要シングルモルトの大半が過去最大級の上昇をしました。

ただ、全体を見て上昇したのが2021年の3〜5月に集中していて、ピークが5月。夏以降は、入荷が改善したためか価格がやや落ち着きました。
山崎18年など投資ウイスキーとして人気の銘柄は、一時15万円近くまで上昇しましたが、9月には10万円を切るまで下落した局面もあります。

早速、過去1年のチャートを見てみましょう。 

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2008年より趣味で『ウイスキー収集』を続けるうちに、ボトルの価値が100倍以上になるものが出てきて驚きました。そこで独自の手法で、ウイス…

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