韓国老舗ウェブトゥーンスタジオYLABのブロックバスター戦略とは!
こんにちは、フーモア代表の芝辻です。フーモアでは韓国のトップスタジオをはじめ、大手プラットフォームとハイクオリティなWebtoonを一緒に作っています。絶賛クリエイターさんを募集中ですのでこちらから是非ご応募いただけますと幸いです。
今回は韓国老舗webtoonスタジオであるYLABに関しての記事です。YLABは尹仁完(YOON IN WAN)氏によって2010年に韓国で設立されたWebtoonスタジオです。尹仁完氏は日本の少年サンデーでの連載経験もある方で、現在はLINEマンガのCCOをしています。
代表作としては(個人的に好きな作品としては)
「復活する男」
「テロマン」
など数々の名作Webtoonを世に生み出しています。
韓国のWebtoonは2014年頃、Lezhin Comicsが待てば無料モデルでアダルト系webtoonを配信し急成長して、大きく資金調達をしたのをキッカケに、kakaoがWebtoonに参入するなど、韓国国内で盛り上がりを見せました。フーモアもその頃頻繁に韓国に足を運びWebtoonの取り組みをしていました。
そんな中、老舗スタジオであったYLABは、小学館IKKIの元編集長である江上さんを仲間に加え、日本で横の漫画で実績のある編集者を集めるなど、話題になっていました。
http://bluesheep.jp/YLAB
YLABのブロックバスター戦略
そんなYLABが掲げるブロックバスター戦略の片鱗が最近見えてきました。
YLABがやろうとしているブロックバスター戦略とは、
YLABが制作した複数の作家のウェブトゥーンの主人公たちを、一つの世界観に統合させてストーリーを展開し、これを映画、ドラマ、ゲームなどのジャンルに拡張していくYlab独自のブロックバスターIPの戦略です。
マーベルのアベンジャーズみたいな戦略で、マーベルのそうそうたるヒーローたちが一堂に集結する映画ですが、YLABもYLAB作品のキャラクターたちを組み合わせたり、ひとまとめにしたりパッケージングすることでリデザインし、新たな付加価値を生み出すというビジネスモデルをやっています。
最近日本でも翻訳版がリリースされた「テロ対復活」が、まさにそれです。
内容としてはテロマンと復活する男の続編みたいなやつで、クオリティも面白さも今の所いい感じで良いです。「テロ対復活」でヒットすれば、「テロマン」や「復活する男」作品も読まれることになり、良い流れが組めるのと、他のキャラクターとの違う話なども今後期待できるため、制作スタジオとして非常に良い戦略だと思います。
上記の他YLABが保有する(ゼロから作り出した)キャラクターのIPは以下です。
それぞれの世界観でのタイムラインみたいなのもまとめられていて面白いです。ヒットした作品のキャラクターが他のキャラクターの人気を押し上げることができるか、今後のYLABの動きが楽しみです。
ちなみに私が個人的に好きなYLABさんの「復活する男」ですが、1話目の冒頭の関わるクリエイターの名前入れているところとか、最後の数コマ予告入れている感じとか、スタジオへのブランド意識を感じる作りになっていて、ものづくりの本気さを感じます。
フーモアでは、国内最大級のハイクオリティウェブトゥーンスタジオとして、上記戦略も参考にしつつ、取り組んでいます。イラストレーターや漫画家さんなどのクリエイターさんと一緒に世の中のユーザーさんにより良い作品を届けていきたいと思っています。
これから一緒に世界を狙っていきたいクリエイターさん、正社員でも外部パートナーとしても募集しておりますので、是非ご応募お待ちしております!
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株式会社フーモア 担当:佐々木真史
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