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美しさの背景にある醜さ

恐れず進め、世界は美しい ー 昔読んだ読み切り連載の漫画で、今でも覚えている主人公の口ぐせであるフレーズです(漫画のタイトルも作家名も忘れた)。

小さいころに触れた何気ない日常のシーンやお話って、その後の人格にすごく大きな影響を持ってるんだと思います。

僕の場合、コミュニティであったり共創の場、そうした人と人との繋がりを感じる社会を作りたいなと思っているのは、決してきれいごとなんかじゃなく、やっぱり理不尽なことや困難や不安で押しつぶされそうになるこの世界に対し、その美しさを諦めずにいるからなのかもしれません。

どんなに不条理な現実を突きつけられても、今のところ絶望しきってしまう前に、なんとかその環境を変化しようと動いてきました。
それはやっぱり幼いころ安心感のある日常を送れたからだと思うし、中学にあがる前に別れてしまった母からの愛情もすごく大きい。

また、最近はやりの多様性という言葉は、ただ「みんな違ってみんな良い」てことではなく、「どうしても起こる争いを防止する手段」のために存在しているのかもしれません。

どうしようもなく苦しく醜いこの世界で、どれだけ美しくあれるか。そうした反発精神こそが良い社会を目指すキーなのだと思います。

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