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【あの頃のゲームを振り返る_2】Limbo

『Limbo』


インディーメーカの作った横スクロールゲーム。目を惹くモノトーンビジュアルと、キャラクターの雰囲気からは予想もつかないハードな死に様が特徴。かといってi wanna be the guyのような死にゲーというわけではなく、”死にざま”ゲーという感じ。

”Limbo”は辺獄という意味で、天国と地獄の境目を示す。ゲーム説明はただ一文、「運命に逆らい、妹を探して少年はLIMBOの世界に足を踏み入れる」のみ。この文章とLimboというタイトルに惹かれるものを感じる人は、私と同じようにこのゲームを購入することになると思う。

 基本的には、戦う術を持たない少年を操作して謎解きをしながら先に進むゲーム。謎解きの種類は豊富で、豊富で意地の悪い謎が命を摘みに来る。私はソロゲームが続かないタイプだけれど、Limboは通してクリアできたので面白いゲームだと言える。ゲーム性が良いというよりも、質の良いゲーム体験といった感じ。

 各々の死生感に働きかけてくるゲームなので、遊ぶたびに思うところがある。ぜひ健康な時にプレイしてください。

頂いたサポートで死ぬほどコーヒーを飲みたいです。