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怒り狂って、いじけて、みじめで、とかじゃない、マジで。

怒ってない。そもそも怒りの矛先をどこへ向ければいいのかも全くわからない。

今回の新型コロナウイルスの蔓延によって日本の構図が少しづつ見え始めてて、自分で考え行動することが本当に大切になってくるであろうことを感じている人も多いはず。
間違いなく、日本は今後変わっていく。

自分で考え行動できる人が増えれば増えるほど、様々な意見が出てくるのも事実。
だからって、議論をしなくていい、無視していいってことにはならないと思う。

政治や社会問題の専門家に対して意見を求めたりすると、わかりやすく説明してくれる人があんまりいないんだよ。さらに、専門用語も多いから池上彰さんみたいな存在が必要で。だからって、池上さんがいなきゃ簡単にわかりやすいように話しちゃいけないのかね?

知識がなきゃ話しちゃいけないの?話すことによって、新しい発見だってあるし、自分で調べてみようと思うことがあるかもしれない。

もっとまじめな話をしようよ。

真面目な話をしようとすると、ぼくの周りは一斉に引く。
スーっと音が聞こえるくらい、スーっと。
政治だけじゃない。周りで起こっている問題や困りごとを真顔で話すとドン引きする。
笑いに変えようとするのはいいけど、ネタにするのもいいけど、真剣に話せないもんかね。

こう書くと、ぼくの周りの人たちが、善という文字を金の力で悪に染めちゃうような超ブラック企業の経営者みたく見えるけど、そんなことはない。
いたってフツーな、なんなら仕事もできて、社会的にも真っ白ホワイトニングしっかりな人たちである。

きっと、ぼくが場の空気を読めていないんだ、おかしなタイミングで話を切り出しているんだと思っていた。実際そういうことがあったのも事実で、自分でも反省している。

でも、そうじゃないんじゃないかな。

みんな、自分に火の粉が降りかかってない状態で、むしろそっちを見ないようにしているんじゃないだろうか。
ちょっとでも煙のにおいを感じれば、人は火の元を確認するよ。
ましてや、火の粉がもしかしたら自分や自分の家族にも降りかかるんじゃなかろうかと思っている人も中にはいると思う。

それを笑ったり、咎めたり、自分の尺度でしか物事を見れないことが問題なんじゃないかと思う。モノの見え方は実は一つじゃ無いってことを知らない人がこの世界には多いってことが怖いんだよ。つい最近まで自分がそうだったから、尚更そう思うんだ。

もっとまじめな話をしようよ。

しょっちゅうじゃなくていいんだよ。いつも笑って過ごしたいよ。だけど、その笑顔を脅かそうとしてる何かが、そーっと傍に寄ってきてると思うんだ。

きっとぼくは、君たちよりも心配性だ。心配性だからこそ、いつも色々な考えをもっている。心配事もあれば、面白そうなアイデアだってある。だからこそ、いろんな人から話を聞きたいし、自分の考えだけで収めたくないんだよ。

”心配性の色眼鏡”だけで世の中を見ていたくない。だから、君たちの意見も聞きたいんだ。心配する種なんて世の中には、そこらじゅうにある。その種をすべて拾って大きな木に育てようなんて思ってない。そんなのめんどくさいし、時間の無駄。だから、それぞれが、それぞれの立場で考えて行動して、議論していく。そうなっていかないかなぁ。

あー、だれに言ってんだろう。

怒ってない。ちょっと寂しいなとは思う。ぼくがもっと知識をつければいいのか?いやそういう問題だけじゃないんだろう。

いい意味でも悪い意味でも、他人に期待しない、自分にも過度に期待しない。だからみんな、とりあえずそのまま行こう。論理破綻してる?そうかも。結局はやっぱり期待しちゃってるんだろうな。自分にもみんなにも。甘い、青いし甘い。知らんがな。

だから、ゆるーく思ってる。なったらいいなと思う未来の日本を。

さっさとみんなで美味しい焼肉屋でキンキンのビールとハラミとタン塩が食べたい、ただそれだけ。


さまざまな人に出会うために旅をしようと思っています。 その活動をするために使わせていただきます。 出会った人とお話をして、noteで記事にしていきます。 どうぞよろしくお願いいたします!