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新春お子さんのゲームソフト購入ガイド

あけましておめでとうございます。

年末年始、特に年始は、お子さんが実際に自分のお金を使ってゲームソフトを購入する機会が増えるのではないかと思います。

このnoteでは、お子さんがより賢く、より楽しめるゲームソフトを購入する一助となるために、購入の際に注意すると良い事をお伝え出来ればと思います。

なお、主にNintendo Switchのソフトを想定した話になりますが、PlayStationなどのソフトにも通じる話だと思います。
(Steamというパソコンで使うソフトの場合、通用しない話もあります)

・ダウンロードよりパッケージの方がオススメ


ゲームソフトを買う場合、まず悩むのが「ダウンロード販売で買うのか、パッケージ販売で買うのか」という所だと思います。

これに関しては、原則としてパッケージ販売で購入することをオススメしたいと思います。

ダウンロード販売もパッケージ販売も、それぞれメリットやデメリットがあるかと思いますが、限りあるお子さんのお金で購入するとなると、パッケージ販売のメリットである、

「定価より安く購入出来る可能性が高く、手元に資産として残る」ということが大事になってくると思います。

これは、お子さんに「品質がほぼ同じ物なら、より安く、手元に残る形で購入する方が良い」というマネーリテラシーを身につけさせるきっかけにもなるかと思いますので、そういう観点からもオススメです。

ではなぜパッケージ販売の方が良いのか、具体的に説明させていただきます。

まず、ダウンロード販売の場合、原則としてソフトは定価で購入することになります。
例外としてメーカーさんがセールをする時は様々な値引き率、様々な値引き期間で安くなるのですが、これはメーカーさんが安く売りたいタイミングでするものであり、必ずしも買いたい時に安く買えるものではありません。
(ただし、大幅な値引きをしている時に買いたいタイミングが重なった場合は、一考する価値はあります。その基準については後述します)

一方、パッケージ販売のソフトは、割と簡単に値引き価格で売られます。
パッケージ販売のソフトは売れないと在庫として残るため、店側もいつまでも手元に置いておけないのです。
ポケモンの様な売れ筋のソフトでも、例えばAmazonやブックオフ、ゲオの様な通販では、中古ソフトも考慮に入れれば、定価より1,000円安いということはありえます。
たとえ中古でも、原則として品質は変わりません。問題無くプレイ出来ますし、中古店側が特にただし書きをしてない物なら、読み込めないということもまずありません。
(万が一の場合が心配なら、新品や、中古でも大手の直売を選ぶといいでしょう)

もうひとつ、これも大事な理由なのですが、「ダウンロードで購入したソフトは、自分の物にはならない」という理由があります。
よく調べるとわかるのですが、ダウンロード販売のソフトというものは「ソフトをプレイする権利」を買うものであって、ソフトそのものを買うものではありません。
今のところメーカーの都合で買ったソフトが使えなくなる、という事は起きていないようなので、その点に関しては心配ありません。
ですが、買ったソフトはいっさい手元に残りません。

一方、パッケージ販売のソフトなら、手元に残るので、遊ばなくなったら買い取ってもらうことが出来ます。
売れ筋のソフトなら、中古で買い取りをお願いすれば、数千円にはなります。旧作でも、1,000円くらいの値段がつくものは多いです。
しっかり遊んで楽しんだ後に処分しても、1,000円にはなるのです。これは大きいです。

ちなみに「中古で取引するとメーカーの利益にならないので良くない」という考えもあります。
そう考える人は、新品で購入すればいいし、中古として処分をしなければ良いと思います。
それでも、定価より安く買える可能性はあるでしょう。

まとめると、値段に関して言えば、定価のダウンロード販売よりパッケージ販売で買う方が2,000円程度得をする可能性が高いということになります。
ダウンロード販売のセールで買うことを考える場合、このあたりがひとつの基準になるでしょう。
2,000円以上安くなる場合、通販の値段と見比べたう上で、得だと思えば買う選択もアリだと思います。

・お子さんとゲームの話をしましょう


次は、どんなソフトを買うかについてです。
ソフト選びに関しては「こうすれば必ず簡単に良いソフトを買える」という方法はありません。
ゲームソフトというものは、楽しめるかどうか、個人の好みによるところが大きいからです。
なので、ある程度は何回か失敗もして、買い方のコツを学ぶことが必要だと思います。

ですが、特にお子さんのソフト選びについては、親御さんがサポート出来る良い方法があります。
それが「お子さんとゲームの話をする」という方法です。

現在市販されているゲームソフトは非常に多岐にわたり、趣味趣向も色々な人のためのラインナップがされています。
この中から自分にあうソフトを探すのは、成人でも一苦労です。
特にお子さんの場合は、自分が何のソフトなら楽しめるか、はっきりとわかっていない場合も多いです。

その時に効果的なのは「君はどんなソフトが好きなの?」という問いです。
改めて問うて、自分が何を楽しめるか考えさせるということは、ソフト選びに関してとても有効です。

ガチャガチャと操作することが楽しいのか、じっくりと考えることが楽しいのか、それくらいの違いによっても、楽しめるソフトはだいぶ変わってきます。
お子さんが自分の好みを理解出来たなら、好みと違うソフトを買ってしまうという「失敗」は大きく減るでしょう。

また、お子さんとゲームの話をすることには、別の利点もあります。
市販されているゲームの中には、追加でさまざまな課金が必要なものや、そのままの意味で受け取ってはいけない表現をするものもあります。

一概にお子さんがプレイしてはいけないソフトというわけではないのですが、追加の課金でクレジットカードを使う場合には責任が伴いますし、
(その場合、プリペイドカードを使うという選択肢もあります)
お子さんを対象としていないソフトの場合、親御さんとしてはプレイさせたくないこともあるでしょう。
(ソフトの対象年齢に関しては、マークによって表記がされています)

お子さんがそういったソフトを買いたいと思った場合、ゲームの話を日頃からしていれば、お子さんがなぜそのソフトを買いたいのか、親御さんとしてはなぜ奨められないのか、そういった場合どうするのが一番良いのか、話し合って決めることが出来ます。

そういった話し合いが出来れば、親御さんとしても安心してゲームソフトを遊ばせることが出来ますし、お子さんも自分にあったソフトを楽しむことが出来るでしょう。

・まとめ


以上、お子さんがゲームソフトを購入する時に、親御さんとして注意するといい事を二点お伝えしました。

お子さんが良い買い物をするための一助となれば幸いです。

(了)

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