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映画館デビューin上海

なかなか初めの一歩が出なくて、尻込みしていた映画館。

まずそもそもどんな映画やってるか分からず、
一度映画館に入ってみたけど知らない映画ばかり、
中国語がメインだから見ても分からないだろうという諦めを言い訳にして映画館を後にしていた。

上海に来て半年経った今、
少し中国語が分かるようになってきたと自負して、意を決して映画館に再度赴いた。

まずはwechatで映画館のアカウントにアクセス。
今上映されている映画を知ることができて、
よし!これなら分かるかなと思って、“功夫熊猫4”のチケットを購入した。

カンフーパンダは見たことはなかったけど、
キャラクターは知っているし、
アニメーションもあるから理解しやすいかもしれないという自分理論。

上映30分前だったけど、受付の人が通してくれて、ここだよと場所まで教えてくれた。
早めに席に座っていられるんだ、ラッキー!
と思って、扉を開けたら真っ暗。
なんと一つ前の映画が上映されていた。
え?入っていいの?
って聞いたら、いいよと言われたので、
とりあえず静かに端っこの席に座る。
いいのかなと思いながら、知らない映画のクライマックスを見た。全然よくわからなかったけど、ハッピーエンドぽかった。

無事に上映が終わって、
明るくなったので購入した席に座り直して、
ついにカンフーパンダの上映時間。

え、このままだと私1人で見ることになるけど?
もしかして誰も来ないのかな?
貸切映画は初めてだ!
とウキウキしてたら少し時間が過ぎてから3人入って来た。

貸切映画館じゃなくてちょっと残念だったけど、
無事にカンフーパンダ始まった。

吹替が英語と中国語のどちらもあったけど、
とりあえず英語の方が分かるかなと思って、
英語吹替、中国語字幕で観てきた。


が結局、
ほとんど分からなかった。


英語で聞き取れることもあったけど、
所々分からなくて字幕を追うけど、
字幕は中国語だから、知ってる単語があるぞ、たしかこれはこういう意味だったはずだ!
と脳内変換してる間にどんどん話が進んでいく。

話すスピードについていけず、
変換速度も遅いため、
理解に時間がかかってしまった。

「なんとなくこんなことを言っているんだろうなあ」と理解しているようでしてないまま映画が終わった。

アニメーションに助けられて、なんとか3割くらい理解できたけど、
なかなか読解が難しかった。

映画自体は面白かった、と思う。

こんなに映画で頭を使ったのは初めてだった。

いつも日本語字幕に助けられていたんだなあと痛感した。

しかし、意外にもショックを受けず、
あちゃー!全然分からん!!
と受け入れている自分がいた。

日々の日課として、
中国語学校の予習復習、
キクタンで単語を勉強して、
TOEICを上海で受験しようと、少しずつ英語の勉強を再開してるくらいじゃ全然だめだった。
まだまだ勉強足りなかった。

今の自分の立ち位置がわかった瞬間だった。

まずは初めの第一歩。

"全然映画の言葉が理解できなかった"記念日。


これからも焦らず、自分のペースで、
楽しみながら、語学勉強を進めていきたい。

加油👏加油👏

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