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俳句ポスト365「小春」発表。そして「猫と初孫と」

俳句ポスト365、第267回 10月20日週の兼題「小春」の発表が、今週ありました。
俳句幼稚園からは、私が現時点でわかっている限り、以下の11名(追加合わせて16名)の方々が入選をされました。

【中級・並選】

白園長

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つる園医

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晴田そわかさん

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【初級・入選】

瑠璃星先生

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なごみ先生

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てまりさん

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幸さん

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中岡はじめさん

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香田ちりさん

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のんちゃさん

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はねのあきさん

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(以下追加分)

うみのちえさん

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橘鶫さん

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IKUKOするすみさん

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西野圭果さん

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さいとうT長さん

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以上11名
(追加分合わせて16名)

そして【中級・類想一覧】として、選外ではありますが、アーカイブに残ったのが

alohaさん

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選外ということで、alohaさんご本人は落胆されたことと思いますが、アーカイブに残ることは十分に力があると判断されたと私は思っています。

俳句幼稚園から、16名もの方々が「俳句ポスト365」に名を残されたこと、私としては非常に嬉しい限りです。
この名前は松山市のアーカイブにずっと残り、いつでも検索が出来る。素晴らしい記録と記憶です。

もちろん、この「俳句ポスト365」への応募は、それぞれの方々の自由意思であり、決して俳句幼稚園としての宿題ではありません。
ひとつの目標としてトライしてみようかなあという方だけの課題です。

     ・・・・・

さて!
え~、実はですね、私も俳句ポストに約3年ぶりに投稿したのですよ!
(今回は初めて中級挑戦でした)
「水仙」からにしようかなあ?と思いつつも、兼題「小春」〆切り間近に「あ、詠みたい!あ、詠めた」になって。

まるで白杯のときのように、見事に選ばれずでありましたが!
以下、その二句を!(ふたつも?ハイ!ふたつもです笑)

小春日や津和野の鳥の忍び足

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あの〆切りの頃、私、津和野におりました。
まさに小春日和。そして、津和野といえば鷺舞。
目を少し離れた川に投ずれば、そこにはなんと一羽の白鷺が!
私、ず~っとその白鷺を追って行って観察しました。
まさに「抜き足差し足忍び足」な一歩、また一歩で非常に楽しかった。
その時に思いついて、速攻でメモした一句でした。


セスナゆく阿蘇の小春と初孫と

島根に入る前には、ゆうさん(夫)の実家がある小倉、北九州に飛行機で飛んだのですが、着陸直前に白地に赤のラインのセスナを上方から間近に見ました。
その後、また2回ほど青い空を飛ぶセスナに連続で遭遇。
そして、9月最初に生まれた初孫の写真も、たまたまあれこれ送られてきて。
そして詠んだ句がこれでした。

阿蘇というのは当てはめです(笑)ちょうど二文字の場所が欲しくて、そういえば以前に阿蘇でもセスナ見たなあと。

そして我が初孫(男の子)は、すっかり猫と仲良しらしい。
(未だに会えていません。多分1/3には我が家に来るはず)

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いつもそばにいるのが、ノルウェージャンフォレストキャットのシャルくんです。
そして、最終的には3匹に囲まれるという(笑)
猫のお姉ちゃん1匹(マンチカン・むーちゃん)とお兄ちゃん2匹(スコティッシュフォールド・ラテくん、上のシャルくん)に囲まれて育つ孫は、いったいどんな子になるのかなあ?って思っています。

     ・・・・・

さて、今年は改めて俳句に向き合う大事な機会に恵まれました。
(これからは、今思っていることをつらつらと。スルーでも全く構いません)

詠みたい句を詠む。詠みたいように詠む。
そのような自然体で、素敵な句が詠めたらどんなにいいでしょう。
兼題「水仙」でも、私は結局、詠みたいように詠んだ句を投稿しました。
恐らく、まだまだ超えたい壁は高いと思っています。

どのようにしたら力がつくのか。自分のこととなると、正直わかりません。
俳人の友人は「どこかで専門家に定期的に教えてもらったらいいね」と言います。(彼女には俳句幼稚園のことは伝えていません。ただ、今は真剣に俳句に向き合っているとだけ)
何名か候補を挙げてももらったのですが、その先生方の句が、あまり好きになれませんでした。
「この方にアドバイスをいただきたい!という先生に出会うのって難しくない?」と問うと、友人も「そうなのよね、そこなのよね」と。

その友人は、写生句あり、空想句あり、心象句ありの「内観造型」な句を詠んでいます。まさに私の理想です。
そして、今一度考えました。そしてハッとしました。
私の周りには、まさにそれぞれの句を詠まれている方々がいるじゃないか!

鳴沢さんの句に憧れ、アポロンの句に唖然とし、つるさまの句に感動する。
そして、日々驚きと嬉しさと楽しさを、幼稚園のみなさんの句からいただいている。
なごみ先生と幸さんの勉強熱心なことといったらない。私も少しずつ前進したいな、と感化される。
「詠めなくなった」「今は俳句LOW」そんな心のうちも伝えてくださる仲間たち。「うんうんわかるよ」「私もだよ」
ちょこっとだけ涙も浮かぶ。

今私はまさに、どこよりも素晴らしい「学びの場」にいるんだ!

いつの日か、自分らしい句が詠めるようになりたいと望みながら、これからも試行錯誤で進みます。
こんな私に、屈託のないアドバイスをどうぞ宜しくお願いいたします!

     ・・・・・

私は年末年始、変わりなく俳句幼稚園は続けます。
(つぶやき俳句を含め、ただ楽しく続けているので)
ですが、どうか皆さまは気にせずに、それぞれゆっくりとお正月をお過ごしくださいね!
今年はありがとうごさいました。
そして、来年も宜しくお願いいたします。

(もし先の11名の他に「俳句ポスト」入選の方がいらしたら、ぜひお教えください。リストに加えさせていただきたいと思います)

いただいたサポートは、次回「ピリカグランプリ」に充当させていただきます。宜しくお願いいたします。