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しりとり俳句

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月石幸・香田ちり・卯月紫乃のしりとり俳句。
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2024年5月の記事一覧

しりとり俳句(105)

こんにちは。 昼間は驚くほど暑い日もあり、 だいぶ夏らしくなりましたね。 今回のしりとり俳句は 早くも梅雨シリーズ☔️がありますよ。 こちらの続きからどうぞ。 第105回は、5/20~5/26(2195~2215)全21句 2195 人数をざつと数へて生ビール     生ビール(三夏)ち 2196 ルージュひく少女レースのワンピース     レース(三夏)し 2197 涼風や万年筆の良き滑り     涼風(晩夏)さ 2198 屁理屈をよくこねてより昼寝の子  

しりとり俳句(104)

すっかり夏ですね! 学校のプールも来週から始まります♪ そして遠足もいつもこの時期(笑)。 しりとり俳句の始まりがこの遠足の日だったので、夏にもかかわらず『遠足』春の季語から始まっているんですよ!その前に、まさかここからしりとり俳句が始まるとは思っていませんでした(笑) さて今週は部活シリーズがありますよ♪ こちらの続きから。 👇 第104回は、5/13~5/19(2174~2194)全21句 2174.  差し入れをもらふ部員のみな日焼     日焼(三夏)ち

しりとり俳句《103》

夏の句に入りました✨ ちょっと新鮮な気持ちで、いきましょう! 今回は、東京シリーズがあります(説明は後半) こちらの続きから。 👇 第103回は、5/5~5/12(2150~2173)全24句 2150. 空によく懐いてをりぬ鯉幟 鯉幟(初夏)ち 2151. 堀端に坐する翁や鯉のぼり     鯉幟(初夏)し 2152. 立夏なり東京に良き友がゐて* 立夏(初夏)さ 2153. テーブルへチョコと新茶をいそ

しりとり俳句(102)

こんにちは。 ゴールデンウィークも後半ですが、 いかがお過ごしでしょうか。 しりとり俳句は 連休も変わらず続いていますよ。 先週のこちらの続きからどうぞ。 第102回は、4/29~5/4(2132~2149)全18句 2132 つきあつて亀の背ならぶ池ぬくし*     ぬくし(三春)ち 2133 挫きたる足の包帯春茜     春茜(三春)し 2134 鐘の音の森中響く春の色     春の色(三春)さ 2135 色鬼の鬼をかこめる春景色     春景色(三春)