![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/134696114/rectangle_large_type_2_c88672f4a3202e5059724dda83d0c6ba.jpg?width=1200)
子ども達との関わりで大切にしていることその②
2024年3月22日(金)
おはようございます!
先日、デイの子どもたちと「ボウリング」に出かけてきました🎳ボウリングはとてつもなく不得意なので、いつもガーター。この日も「Mr.ガーター」の称号を獲得しました😅
今日は、「子ども達との関わりで大切にしていること」の続きになります。
前回の投稿は、子ども達と関わる•向き合う時の姿勢の様な話しで、子ども達と同じ方向を向く事や支援者自身が子ども達にとって関わりやすい存在になること等について概ね触れていました。
今回は、④と⑤になります。
④目の前の状況だけで判断しないこと
このタイトルを見て、皆さんはどう感じたでしょうか?私はこれまで福祉の仕事に携わらせていただく中で、利用者さんとの関わりの面で、起こりうる状況に気付けなかったり、パニックになられた際の対応が適切でなかったりといった失敗も多くありました。しかし、それ以上によく当時の上司からも指摘を受けていた事に、「利用者さんが何をされようとしているのかそれをもう少しちゃんと見た方がいい」という事でした。当時はこの言葉の意味が分からず「見てるんだけどな...」という気持ちしかありませんでした。
後に、私自身が利用者さんの行動を制限していたり、自発的な行動を妨げでいたり、何より自分でできる機会を奪ってしまっていたという事に気づきます。
特に作業や何かに取り組んでいる場面。
説明をした後、なかなか手が進まなかったり、立ち歩きがあったり、注意が散漫になったりといった様子があるとします。前々の投稿でも触れたかもしれませんが、支援者がその場面に立った時に感じる事のスタートは支援者の主観による物が大きいと私は思っています。そしてそれを支援者が勝手に判断して、声掛けや対応をしてしまう事で利用者さんの行動面の見守りが途切れ、行動の真意がわからなくなる事もあります。もしそれが利用者さんの困り感や課題として感じておられる部分だとすれば、それは熱い夏に冷たい麦茶が冷めない様に氷を延々と出し続ける様な物なのです。氷を出す前に、陽の光が当たらない場所に移動したり、エアコンをつけたり、根本的な事を解決しないと延々と氷を入れ続ける事になってしまいます。
つまりは、目の前の状況を見てすぐに支援者が受け止め方を決めるのではなく、利用者さんが何をされようとしているのか?という事をしっかり見て、対応にあたろうという事です。そして、それをエンパワーメントの視点で支援にあたっていくことが大切ですよね!
もちろん全ての場面でそういくわけではなく、命に危険が及ぶ場面では、適宜適切な対応が必要となります。バランスをとりながらです!
⑤常に冷静に対応すること
最近は、これが支援者として1番大切なんじゃないかと思っています。利用者さんと長く関わらせていただくとお互いの事がよく分かってきますし、信頼関係も生まれてきます。感情移入する事もあるでしょうし、状況によってはイレギュラーな対応が求められる場合もあると思います。そう感じたり思うのは支援者自身の考え方ですし、事業所さんの方針によるものなので、仕組み的な部分には言及しません。
そうした状況が続くと支援者にもいつからか緊張感がなくなってきます。特に会社の関係者に近い方のお子さんがご利用されていたりする場合。特に関係が深かったりすると、いつの間にか仕事以上に干渉•介入してしまっていたり、自らの立場と役割を逸脱し、関係者や最終的には利用者さんやご家族にご迷惑をおかけする事にもなりかねません。
ここでは決して、利用者さんに対する感情や気持ちを一概に否定する物ではありません。
ただ、利用者さんと向き合うとき、状況を広い角度から見るとき、何かを判断するとき、などには公私混同なく落ち着いて、普段通りの姿勢でが変わる事が大切であると考えています。そうでなければ、自分たちの判断が良いのか?悪いのか?といった見方ができなくなりますし、個人の判断で支援をしてしまい事故やトラブルが起きる可能性を広げてしまいます。
障がい福祉サービスの場合、そうした役割が管理者やサビ管/児発管にあたると思いますが、結局のところだれも気づいてない事も実はあったりすると思うので、みんなで意思統一を図りながら、関わる事が大切だと考えています。
ーーー
2日間に分けて、子ども達と関わる時に大切にしていることについて書いてきました📝
どんな支援者になるか、なりたいか
どんな存在になるか、なりたいか
何を届ける支援者になるか、なりたいか
それを感じるのも、考えるのも、その人次第。
この仕事は決して数やこなした量で測れる物ではないし、それに縛られる事でもないと思います。
ですが、個人的にはやるだけやったもん勝ちという気持ちで仕事をしています。
そうすれば、子ども達と関わる時間が増えるし、自分自身の支援者としてのアップデートにつながると考えているからです。
今日はここまで!最後まで読んでいただきありがとうございました!
次は何を書こうかな?こんなことは大変おこがましいのですが、もし何かリクエストがありましたら、ドシドシコメントください🙏
それでは、いってらっしゃい🚗
名幸賢人
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?