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だれでもみんなソーシャルワーカー

2024年3月15日(金)

おはようございます!
昨日は、今年度も継続して開催する、おきなわソーシャルワークセミナーの運営ミーティング。今回からホワイトボード以外の方の運営参画のもと、より広い視点から皆様のご意見を聞かせていただき、セミナー運営を行っていきます。

少し先出しの情報ですが、6月の日程•会場•開催テーマは決定しました💪準備が整いましたら、ご案内させていただきます🙇‍♂️

さて前回の投稿の続きになります。
今日のテーマは、「だれでもみんなソーシャルワーカー」です。

みなさんは、ソーシャルワーカーと聞くと何を思い浮かべますか?

一般的には、社会福祉士を中心とした相談援助職がソーシャルワーカーとされています。

私は日頃、放課後等デイサービスの現場で児童指導員として中学生•高校生の子ども達と関わっています。

児童指導員は基本的には直接支援のお仕事です。
子ども達の話しを聞いたり、活動プログラムを考えて実行したり、児発管と一緒にモニタリングや担当者会議に出席する事もしばしば。

その中では学校への行きづらさ、周りとの人間関係の悩み、将来への不安、自らの心と身体など様々な話しを子ども達から聞かせてもらう事があります。

その流れで、デイサービスの中で対応できる事は、ケース会議等でスタッフで状況を共有し、対応を考えて実施します。

ですが、デイサービスの中での様子だけでは状況が正確に把握できない事もあります。
親御さんや学校の先生、他事業の職員さんにもその場や普段の様子をきかせていただく事もあります。

その時に関係機関で集まり、情報の申し合わせをする必要があれば、随時会議が開かれます。

その後も必要都度、経過を共有したり、環境の変化に応じて声掛けや対応の変更をしたりなどを話し合う事もあります。

ここまで見ても、ごくごく当たり前の仕事ですよね。

放課後等デイサービスで勤めていると必ずと言っていいほど関わるのが、計画相談/相談支援専門員です。

ご家族のニーズに応じた福祉サービス利用の手続きや環境調整などを行う役割をになっています。

こちらと似た職種で、児童発達支援管理責任者というお仕事もあります。
ご家族のニーズに応じて、放課後等デイサービス内で支援の基本となる個別支援計画を作ったり、環境を整えるなどの役割を担っています。

私のイメージでは、計画相談は社会全体を見るソーシャルワーカー、児童発達支援管理責任者は1人ひとりと密に寄り添うソーシャルワーカーというイメージがあります。もちろん、その後には様々な専門職の方も名を連ねます。

ソーシャルワーカーとは、支援の対象となるご本人の困りごとが少しでも和らいだり、心のモヤモヤが晴れたり、今よりも生きやすい社会になるために、ご本人が今できることと様々なサービスや環境をつなぐ•つくる•ととのえる役割を担う仕事だと思っています。

そこに、資格や職種は関係ないなと。

今日はここまで!

次回は、支援の中で大切にしている事の1つ、「声掛けを減らす関わり」について書きたいと思います📝

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!

それでは、いってらっしゃい🚗

名幸賢人


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