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誕生日

だいぶ前の日記を見ていてなんだかシェアしたくなったので投稿してみます。
ちなみにおじいちゃんの誕生日は7月。私の誕生日は8月。

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「誕生日おめでとう」と言われると、まずどんなことを思うだろうか。
「また一つ、お姉さんになった」
「どんな一年になるかワクワクする」
「今年はこれに挑戦するぞ!」
私はこれまで、誕生日が来るたびにこんなことを思っていた。
いつもポジティブな感情が芽生える。

今年、おじいちゃんの誕生日にこんなふうにメッセージを送った。
「お誕生日おめでとう!」と。シンプルに。
そしたらこんなふうに返信が来た。
「あまりに歳を取りすぎて、めでたくはないぞ」と。
そうか、世の中には誕生日が来ても嬉しい気持ちにならない人がいるんだ、と気づいた。

でもなんか、もやもやする。
私のこのもやもやの感情を分解して咀嚼してみた。
誕生日が来る=歳をとる=老いる
という文脈に目が行ってしまうのに、なぜか引っかかってしまったんだ。

誕生日はその人がこれまで元気に生きてきた軌跡だと思う。
その一年、どんなに辛いこととか苦しいことがあっても、誕生日を迎えることができたのならすごいことじゃん。今年も一年間よく頑張ったじゃん。
そんな日は、「おめでとう」って祝福するのに値する日だと思う。

だから、誕生日は、
誰にとっても特別な日
何歳になっても特別な日
1年ずつゆっくりその日を迎えるたびに自分が輝く日
だと思う。

だから私は、おじいちゃんのメッセージにこう返信した。
「今年も元気にお誕生日迎えてくれてありがとう!」

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