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ブランド男子

私は営業職で、個人のお客様を相手にしている。

先日、お客様が保険の営業マンの男性を連れて来られた時があった。おそらくアドバイザー的な感じで。その男性がとても苦手なタイプだった。

まず、わかりやすく全身ブランド物でかためていて、それがいやらしい。そして、お客様がことあるごとにそいつに説明を求めるのだが、得意げにうすっぺらい適当なことを言う。

一言でまとめると、うさんくさい人。

と、ただの悪口みたいになっているが、とにかく接客しづらかった。どんなに私が一生懸命話をしても、お客様は私よりも、一緒にきたブランド男を信用しているわけで。

自分が決めるべきことなのに、しょっぱなからアドバイザー的な人(それも大した実力がないであろう人)を引き連れてやってくるのは、正直好きになれない。まずは自分の目で見て、自分で判断してほしい。

そして、どんなにブランド品で着飾って堂々としていても、中身がないことはすぐにバレる。ちなみにブランド品を身に付けること自体は否定していない。ブランド品に限らず、身に付ける人によって見え方は変わる。

ブランド男子をきっかけに、そんなことを思った。

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