見出し画像

子どもは一気にいくつまで覚えられるの?記憶力の発達心理学

  • うちの子どもは忘れっぽくて…

  • うちの子は注意しても2個くらいしか覚えていない…

  • うちの子は忘れ物が多くて、朝はバタバタで…

子どもは忘れっぽいです。
なので、親が子どものやることを先回りして注意します。
しかし、4つ注意しても、子どもが覚えているのはせいぜい1個か2個くらいで、いつも「なんで言ったのにやっていないの!」とケンカになる。

そんなご家庭は多いのではないでしょうか?
そんな無益な「言った言っていない」論争は心も体も疲れます

そんな争いをなくすために今回は、「そもそも子どもは一気に何個くらいのことを覚えられるのか?」について、年齢ごとの記憶の発達心理学を解説します。

子どもが年齢で覚えられる量が違うことが分かれば、親は「何個くらいにして、子どもができたらまた次に言おう」と配慮することができます。
配慮ができれば、子どもとの無駄な争いもなくなり、心も楽になり、家庭円満につながります。
心理学ではマジカルナンバー7という言葉があり、7個くらい覚えられると言われていますが、それは成人が頑張った場合に限ります
では、20歳以下の子どもではいくつまで覚えられるのでしょうか?

ここから先は

2,281字 / 2画像

¥ 900

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?