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花占い

わたしがまだ少女だったころ
地面に咲く花をとって、好きな人がわたしのことを
どう思っているのかを、花びらを一枚一枚とっては
「好き・嫌い・好き・嫌い・・・」とむし取って
最後の一枚がその結果として
相手の気持ちを占法があったものだ。
また携帯電話のない時代であるから
待ち合わせの確認を取る手段なく、
ただ約束した場所でひたすらに相手がくるまで待ったもので
そういったときにも野花の花びらを一枚一枚とっては
「来る・来ない・来る・来ない・・・」と占っているうちに
相手が来たのだった。
その時たまたま選んだ花のむしり取った花びらが
偶然にも占い通りの結果になることが面白かったものでした。

「花占い」の方法は世界中に色々ありますが
ここでは花びらの数と時間の数字の
数の霊妙な働きが織りなす中国で伝わる花占い方法をご紹介します。

占い方は、「花びらの数」と「占う時の時間」とを
照らし合わせて吉凶を出します。
例えば金運を占う場合、黄色の花でします。花ぼらを一枚一枚むしり取ります。
数字の「十」の形になるように花びらを置いていきます。
此時「十」の横は左右均等で、縦、横の交わる点は両方に一枚として数えます。

先ず占う時は花の色別で次のように区別されています。

①  金運は黄色い花で占う
② 人間関係は白い花で占う
③ 健康は紫色の花で占う
④ 出世運は赤い花で占う
⑤ 愛情は白と紫の花で占う

次に花びらをむしり取った後の置き方です。

花びらの数は、占いでは縦の数が奇数か偶数かがポイントになります。
横の数は常に奇数です。

花びらが
十枚なら縦六枚で横五枚です。(縦の四枚目と横の3枚目が重なっています)
十一枚なら縦七枚、横五枚。
十二枚なら縦八枚、横五枚。
十三枚は縦横共に七枚という配置になります。

次に時間との関係性です。

①  花びらの数と時間(一時間単位)が奇数・偶数となった時
 今しようとしていることは、いったん中止して、新しく出直してください。
 もう一度仕切り直しすることが必要です。
 そうでないと必ず邪魔が入ります。

② 花びらの数と時間が偶数・奇数となった時
 大吉です。直ちに事を進めるといいでしょう。積極的になればなるほど吉運は
 増えて、自分のタチががグッと良くなります。

③  花びらの数と時間が共に偶数か奇数の時
 運勢は遅くとも今後伸びて行きます。慌てるとマイナスになるので、
 落ち着いてチャンスを待てば、必ず運が向いてくるタイミングがきます。
 立ち止まって様子を見て、しばらく待つという運であります。

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