霊的なアンテナのフィルター設置について
___________ここは、オリオン星方面らへんにある「世界運営局」のオフィス、青の部署のフロア。
当方、ここの職員として働いてます。
私「岩崎さん、うちの部署って地球通信システム(環境)課だよね?」
岩崎「そうだよ、どうしたの改めて」
私「脳内にある霊的なアンテナにさ、余計なもんが来ないようにするための安全フィルター的なものって、つけられる?」
岩崎「君もうついてるよ」
おっと。
岩崎「そりゃそうでしょ、君はうちの社員なんだから業務用に支給されてます」
私「……オッケー、言い方を変えます。そのフィルターをエネルギー配布という形で必要な人に対して配れませんか?」
岩崎「あーーーーーーー……それはちょっと、難しいかな……個別最適化の段階で無償配布じゃ対応しきれない」
私(しょぼん)
岩崎「代替案を出すわ」
えーーーー、
高次のものから情報をおろしてると必ずといって良いほどぶち当たる弊害、『余計な情報やエネルギーまでおろしちゃって疲れる問題』。
これをなんとか軽減できないか、世界運営局の通信課の同僚である岩崎(霊体)に見解を聞いてみました。
岩崎「まずねーこの霊的な通信のアンテナについて説明するところからだね」
はい。
岩崎「地球の人間が高次と通信する際に使うアンテナなんだけど、すごくざっくり分けると2種類あるんだよね。公共フリーWi-Fiか、自分自身が持ってるポケットWi-Fi。まず、自分がどっちを使ってるのか?を把握するのが最初にやることね」
霊的アンテナ①公共フリーWi-Fi
岩崎「これは主に土地そのものに設置されてるやつ。霊道って言ったりすることもあるみたいだね。地球そのものに備わってるインフラだから、誰でも自由に使える。公共のフリーWi-Fiみたいなものと理解していいよ」
ふーん、霊道ってそんな感じなんだ?
岩崎「まあね。パワースポットとかも大抵大きなアンテナがある場所だね。あと神社仏閣は大抵アンテナついてる。まあ神域の場合は、公共とは言ってもそこを管理してる神格がいるかな。ログインしたら使えるお店のフリーWi-Fi的なイメージね」
具体的なイメージで教えてくれてありがたい!
岩崎「基本的に誰でも自由に使えるものだから、それこそ神格も使うしその辺の通行人(浮遊霊とかね)も使える便利なものだよ。ただ、誰でも使えるってことはつまり不審者も使えるわけだね」
不審者………
岩崎「もちろん、世の中不審者ばっかりじゃないからそこまで怖がることはないけど。ただ、セキュリティ面を考える必要があるときには誰でも使えるっていうのが裏目に出ることもあるんだよね。ま、別に不思議なことでもないんじゃないかな、君たちの生活の中でも同じような認識ってあるでしょ?」
あーーーあるよね。
仕事のデータ扱うときは公共のWi-Fiは使わないで自社で契約してるWi-Fi使って、て職場で言われることってある。そんな感じ?
岩崎「そうそう。あと迷惑メールとかも飛んできやすいかな、公共のところだと」
迷惑メール……なんかあれか?あなたは当選しました、的な?
岩崎「そういう系もある。なんか出どころのよく分からない呪いとか。来たことない?」
…………あ、ある!
謎の原因不明の不安感が突然来たりしたことあるわ。
冷静になってよーーく考えてみたら、あれっこれ自分の不安じゃなくね?って気づくやつ。
岩崎「あるよね笑 それもある種の迷惑メールっていうか、チェーンメールみたいなやつだよ。公共Wi-Fiだとセキュリティ薄いから、そりゃ来るでしょうねって感じ。誰でも使えるってことはもちろん自分にとって良いものもくるけど、悪いものもくる。玉石混合ってやつ?」
そういう感じなのかあ……
自分が公共Wi-Fiを使ってるかどうかって、どうやって判断するの?
岩崎「んーーー観察すること?人間目線だとちょっと推測でしか判断しにくいかもね。推測の基準として「ある特定の場所にいたらなぜか繋がりやすい」とかあれば公共Wi-Fi使ってる可能性あるね。繋がる時に何か場所としての共通点があるかどうかを考えてみると分かりやすいよ」
ちなみに、その公共Wi-Fiにフィルターをかけるのってありなの?
岩崎「んーーーーーーー……みんなが使えるって言うのが売りだからなあ。公共物ってそういうものでしょ?ただ、たとえば自宅とかだったら対応できる場合もある。その辺はちょっと事情が複雑なんだよね。だからもし公共Wi-Fi使ってて自分に不具合が生じてるなら、個人のポケットWi-Fiに切り替えるのがおすすめかな」
霊的アンテナ②個人のポケットWi-Fi
岩崎「これは元々人間に備わってるやつね。生まれつき全員持ってます」
全員?人間ならみんな?
岩崎「うん。そういう仕様なんだよ人間って。標準装備」
んーでもちょっとそれってピンとこないなあ。
第六感が働くのって人によってばらつきない?
岩崎「そうだなあ、運動神経と似てるかも?足が速い人もいれば、走るのが苦手な人もいるでしょ。でも運動できる能力とか筋肉を動かす機能そのものって、人間に備わってるものじゃない?」
なるほどね。
得意不得意はあっても脳力自体はみんな持ってるわけか。
岩崎「生まれつき得意な人もいれば、最初は不得意でも練習することで段々上手くなっていく人もいる。そのアンテナの精度のことを、一般的には霊感とか第六感とか、霊能力とか言うこともあるそうだけど特殊能力ってほどでもないんじゃないかな」
アンテナの精度かあ。
言われてみたら使うのにコツみたいなのってあるよね。感覚的なものだけど。
岩崎「そうそう。で、フィルターの話に戻るけど、もしフィルターを設置するってなったら、その個人にそれぞれ備わってるアンテナに対してかけることになるんよ」
ふむふむ。
岩崎「アンテナにかけるセキュリティフィルターの性能は、その人にとって不必要なエネルギーをカットする、ていうものなのよ。ただ、設置する場合は個別対応しなきゃいけないものなんだよね」
あーーー……だから無料エネルギー配布みたいに一斉に配れないの?
岩崎「うん。フィルターは、一見不要に見えるエネルギーでもその人にとって成長のチャンスになるものであれば透過する場合があるわけ。で、その透過するか否か?の判断が必要になるんだけど、それってかなり高度な技術と情報が必要なんだよ」
ちなみに、エネルギーカットの性能をもつものっていうと運営局で使ってる防護服があるけど、あれは厳密にはフィルターではないってこと?
岩崎「厳密には違うね。あれは実生活に適用できるようにするためのものだから、フィルターほどの精度で判断できるものじゃない。まずは目の前の不要物をカットして一旦冷静になるための一時的なもの。だからけっこう生活目線寄りだし、勝手に返却される機能をつけてる理由の一つでもあるね。あくまでケースバイケースで使うものって感じかな」
で、対するアンテナに設置するフィルターは?
岩崎「人間に常設されてるものへのアタッチメントだから、何を透過するか?の判断の精度は高い方が良い。ほら、イメージ的にはあれだよ、カーナビってあるでしょ?」
カーナビ?うん。
岩崎「最初に目的地を設定して案内を開始しても、運転してる途中で『新しい候補ルートが見つかりました』って言って提案してくるじゃん」
くる。
岩崎「あの提案を受けるかどうするか?新しい候補ルートに乗り換えるか?を判断するのってちょっと難しいとき、ない?」
あーーーー……渋滞を避けようかなあって思いつつ、でもこのまま行ったほうが結果的に速いんじゃないかな、とか考えることあるよね。
岩崎「そそ。その判断ができるのは、その人個人の人生プランを俯瞰的に理解してないとできないわけね。しかもそういうプランって大抵は機密性の高い個人情報だから、他人が簡単に見れるものでもない。守護霊であってもそんなに気軽にホイって判断できるものでもないんだわ」
ああ〜〜なんとなく分かってきたぞ。
でも、それだったら実質的には自分でフィルターを設置するのは無理ってこと?
岩崎「人間には厳しいかもね、そこまで精度の高いフィルターは。でも」
でも?
岩崎「人間じゃなきゃできるよね」
そうきたか。
かかりつけの神社仏閣などへ行こう
岩崎「人間とか宇宙人程度のものだとちょい厳しいけど、まあその辺は神格レベルのものに申請するのが手っ取り早いし安全」
へえ、神仏ってそういうのにも対応してくれるの?
岩崎「えっ、対応してくれないと俺ら仕事にならないんだけど……」
(あ、そういう感じなのね?)
岩崎「かかりつけ神社仏閣って言ったけど、初詣に毎年行ってるところ、ていうイメージね。もし何か特定の宗派や宗教で信仰心がある人はそこでお願いするのが良いかな」
フィルター設置申請の方法
岩崎「設置の方法というか、設置してくださいって申請する方法っていう方が近いかな?」
①お守りを買います
岩崎「普通のでいいよ。500円くらいの、よくある一般的なものね。カバンとかにつけられるのってあるでしょ」
特別に何か高いお守りを買うとかは必要ないのね?
岩崎「普通ので十分だよ。それよりもポイントは次ね」
②それ持って、お参りします(フィルター設置の申請)
岩崎「こんな感じでお参りするよ」
…ん?「私は〇〇をします」?
岩崎「ああ、ここはフィルター設置したい動機ね。ただ単に『怖いもの嫌いだから助けてー』だと申請通りにくいからさ」
動機も必要なの?
え、どんな感じで言えば……
岩崎「ん?君はどうしてフィルターが必要なの?」
え…自分がより良く生活できるために??
岩崎「ほー。より良くってどういうこと?」
ええっと、毎日元気に仕事したいですね。体調不良とかなく。
岩崎「うん。それで、具体的には?」
ええええ……っとぉ…
不要なエネルギーに対応してるとやりたい仕事ができないっていうか……そこにリソース持っていかれると、本来の活動に支障が出るから……
岩崎「出るから?」
ううううううう〜〜〜
本来の活動に集中して取り組みたいので、フィルターが欲しいです。
岩崎「うん、まあ及第点かな?本当はもう少し具体的なところまで掘り下げた方がいいね」
(なんだこの面接みたいな……変な汗でた)
岩崎「それを、お参りの時に念じるの。神様の前でね」
(あっ結構これ緊張するやつじゃん)
岩崎「そりゃそうでしょ、何か頼むときはそれ相応の誠意がないと申請通らないよ」
申請が通ったかどうか?の確認
岩崎「気になるなら何か合図でも設定しといたら?」
合図。
岩崎「夢で教えてください。とかさ」
あ、結構直接的な方法だね?
そういえば私、初詣の時に「メッセージはおみくじで伝えてください」って言ったことあったなあ。お参りして、その返事をおみくじに託してもらう的な。
この方法って使える?
岩崎「うん、良いんじゃない?」
個人的なポイントとしては、「吉」とか「凶」は見ずに「天の声」的な欄を参考にしてた。
フィルターに限らず、何かを申請する時ってはっきり「YES」「NO」で結果がわかるというよりかは、「不断の努力をする限り天はあなたの味方です」的な感じで条件付きでいいよ〜みたいなのがくることが多かった気がする。
岩崎「あーーーーわかる。フィルターは設置するけど、ちゃんと『本来の活動』とやらをするんだな?努力するなら力を貸すけど『自分の本来の活動』を捉え違いしてたり、ほったらかしにしてたらその限りではないからな?っていう姿勢ね。神様あるある笑」
やる気とかポジティブさを見られるんだよね……
この動機の部分に何か問題があったり掘り下げが不十分だと何回やっても申請通らないんだよなあ。
岩崎「あと、申請が通ってないと思い込んでるけど実は通ってました〜のパターンもあるね。不必要なエネルギーだと思っていたけど実は後々のために必要だから透過してた、ていう」
それすっっっっっごく身に覚えあるわ……笑
人間目線では完全にいらない迷惑なエネルギーでも、人生全体を俯瞰できる立ち位置からみると「ここで受け取っといた方がお得」みたいなね。
そういう面も含めて、フィルターは精度が大事なのねえ。
フィルター設置は、申請が大事
きちんと申請が通るようにするには、動機を伝えることがポイントのようです。
なぜ自分にフィルターが必要なのか
現状、どのような状況であると理解しているか
フィルターがあって不要なものをカットできたら、自分はどのようなことをするつもりか
なるべく具体的に言ったほうが良さげでした(経験上)。
言語化できてないと伝わりにくいし「自分で自分のことをきちんと理解していない」とみなされるようなので。なるべく具体的に!詳しく!
それともう一つ、「苦しいから」「毎日きついから助けてほしい」という感じでお願いするよりも、解決した先を見据えた視点で申請すると通りやすいっぽいです(これも経験上)。ポイントは、助けや救いを乞うのではなくあくまで自力で乗り越えるためのプラスアルファとして力を貸してもらうスタンスでいること、のようです。
余談(どうでもいい個人的な話)
そういえば実家にでかいアンテナがあるんですよね。これはおそらく土地由来のもの。
たまたま実家のリビングにあるんですが、そのアンテナと私、もんんのすごく相性悪いんです笑
リビングにいるの、3時間が限界。それ以上いると頭痛に眩暈に、もう体調不良の総合デパートみたいになっちゃうんですよね。逆にリビングから遠ざかればある程度はマシ、という。
でも別にアンテナそのものが悪いとかではなく、完全に相性なんです。
たまたま私には相性が良くなかった。でも、両親にとってはとても過ごしやすい環境のアンテナなんですよね。
一概に「公共フリーWi-Fi」が危ないかといえば決してそんなことはなく、そこの土地の性質ごとにメリットを受けやすい人とデメリットを受けやすい人がいるようです。
サポート頂けますととっても嬉しいです!(サポートでいただいた分は美味しいコーヒー飲んで自分のグランディング費にしようと思います)