高次の声を認識する方法〜第二回、分析編〜
※今回は基本的にハイヤー姉さんの言ってたことを箱白(人間)が編集、校正した記事です。
この方法は、人によって合う合わないがあります。あくまでハイヤー姉さんがこんなこと言ってたんだってさ〜、ていう視点でお願いします。
前回のあらすじ
えー箱白です。
第一回のnoteを出してから、数週間が経ちました。
…本当はすぐに第二回を出したかったけど、やーーーなんか別の仕事が優先的にボンボン入って時間がなかったっす!
すみませんでした。
タイムマネジメント、もうちょっとちゃんとしよ…うん…!
えーー、大変お待たせいたしました…!!!
今回は、思考のアウトプットしたノートの分析方法です。
なんかあれです、
国語の読解問題を解く気持ちでいると多少は取り組みやすいかもです!
②肉体的思考の確保
「なんかノート上で自分で考えたことにツッコミ入れたり補足したり反論したり…結構忙しなかったよ。
あと一人芝居って感じがしてさ。
やってる時は意外と楽しくなったけど、ふと我に帰る瞬間がキツい」
良い。
そのきつさこそ修行であるぞ。
「想像してた修行の難しさとだいぶ違うんだけど……?」
メンタルの筋トレとでも思えば良い。
では次のステップじゃ。
一番最近書いたノートのページを開き、肉体的思考を選別する。
「肉体的思考…?」
平たく言うと「高次が混ざっていない、そなたの思考」を指す。
そなたの書いたノートには、そなたの思考と高次の思考が混ざっておる。
そこからまず、そなたの思考をピックアップしていくのじゃ。
さあ、最も最近書いたページをみよ。
肉体的思考とは?
肉体的思考とは、そなたが人間であるゆえに考えること、である。
「蛍光ペンがあれば、ノートに線を引いて色分けするとわかりやすいかもしれません」
「こんな感じ?」
うむ、それで良い。
今線を引いたのは、そなた自身の感想や思考である。
これを絶対に手放してはならぬ、最も重要な思考と心得よ。
「…?不安とか愚痴とかばっかりですが…?それ大事なの?」
その思考こそが、そなたがそなた自身である証拠であるからな。
見失うなよ?
③ほかの思考を仕分けるぞ!
さて。
先ほど選別した「肉体的思考」を一旦置いておき、残った思考の仕分けを行う。
「ここからが高次の思考を探す段階ってこと?」
そうじゃな。
だが、今の時点でこれから探す思考を「高次のものである」と判断することはできぬ。
ゆえに、ここでは「俯瞰思考」と呼ぶこととする。
いま肉体的思考に印をつけておるな?
「うん。多すぎてもうノートが線だらけです」
その線を引いた以外の中から、俯瞰思考を選出する。
「………、え、まって?この中にあるの?マジで?ほんとに?????」
えっ…、それを今から探すのであるが…?
「あるようには見えません」
……良い。そこで疑っておれ。
(ええんひどい…人間的な感想を言っただけなのにいい)
ポイントを伝えておくぞ。
ここではそなたは「生徒のノートを採点する先生」の気持ちで作業をせよ。
自分の思考を読み直していると思うな、今、そなたは他者のノートの採点をしておるのじゃ。
そなたは赤ペン先生ぞ、良いな?
青で分類
逆説的な接続詞(でも、しかし、なのに、ゆーて、など)
疑問符や問いかけ(自問してる部分)
緑で分類
空想部分、想像、未来に対して「もしこうなったらいいなあ」の願望
肉体的思考に対して、「でも」「ていうか」「なのに」とツッコミを入れているものや別視点の意見の部分。セルフツッコミ
「〇〇ってわかってるんだけどね?」と納得できてない思考の〇〇の部分
突拍子もなく思いついた、肉体思考に分類できない思考。
④己の思考の傾向を分析するぞ!
さて。分析の用意は整った。
まず、紙全体を見よ。
己の思考タイプを、まずは理解する必要がある。
(これで本当に何かわかるのか…?)
Aタイプ:肉体思考多めタイプ
肉体思考が多いタイプである。ぱっと見、オレンジ多めじゃ。
なかなか表面上に高次が出てこないタイプなのか、と、今そなたガッカリしたか?
お???
このタイプは、「まず己の肉体的思考をアウトプットしきってから、後の方に高次の思考が出てくる」ものの特徴である。
ある意味で、とてもわかりやすい。
時間はかかるが、肉体思考を持ち続けることが得意であることは大変望ましいことである。
高次のものも、安心してそなたと関わることができようぞ。
「こうしたいな」「こうだったらいいのにな」と未来に思いを馳せるところから始めるのがおすすめぞ。
Bタイプ:円環思考タイプ
矛盾した思考や対となる思考、さまざまな視点の思考をくるくるさせながら、徐々に深掘りするタイプである。
紙全体を見たら、肉体思考と俯瞰思考やその他の思考がサンドイッチになっておるだろう。
「矛盾した思考を行ったり来たりしたり、悩んだ時に堂々巡りになりやすい」と自覚しておるものも多かろう。
八方塞がりになりやすいタイプでもあるが、一方で思い込みや固定観念を取り除くことで一気に打開策が見える傾向もある。
その思考の中に、「常識的にはこうである」「他人にこう言われたからこうである」な本来の己の思考でないものは混ざっておらぬか?
思考の中には、さりげなくヒントが混ざっていることがある。
目立たないように……しつつ、案外はっきり主張はしておるのだな。
未来への願望的思考の部分を「〇〇してはどうか?」に置き換えてみると、また別の角度から思考が進むやもしれぬなあ。
気持ちを落ち着けてフラットな状態になったときに、改めてその願望と向き合うがよいぞ。
Cタイプ:問答タイプ
とにかく自問が多いタイプである。
問いかけの言葉や、「なぜ」を問う言い回しが多い。青いマークが頻出しているように見えるはずじゃ。
…問いっぱなしのものもあれば、実は答えが出ている思考もあるじゃろう。
思考の書き出しに慣れるまで、少し時間がかかるやも知れぬ。
だが、それはつまり「本質を見つめる姿勢」が既にあるため、とも言える。
ポイントは、「未来、こんな風になったらいいのに」の希望の部分を見ること、そしてセルフツッコミに注目することである。
⑤俯瞰思考を分類するぞ!
俯瞰思考にはそれぞれ性格がある。
それを今から分類していくぞ。
主に緑で印をつけた部分に焦点をあててみるぞ。
ここでは主に何を主張しているか、の内容別で分別していく。
この辺は完全に機械作業的に作業するのをおすすめするぞ。
「自分の思考っていうより、他人の思考を整理してあげる、みたいな感覚ね」
赤ペン先生のスタンスを継続するのじゃ〜
Aセルフツッコミ系
自分の肉体思考に対して自分でツッコミをしてくる思考のことである。
自問自答、の「自答」の部分じゃ。漫才のようであるなあ笑
問いがあって初めて出てくる。
ゆえに、まずは己から何かを問わねば出てこられないものである。
青のマークの後に出てくることが多い。
また、思考のアウトプットが進むとそなたへ質問してくることもあるぞ。
確信めいたことも言うが、一方で調子に乗りやすいのが欠点じゃなあ。
この思考はそなたに自分の主張を押し付けたいわけではないし、従わせたいわけでもない。
そなたと議論がしたいのじゃ。
ゆえに、そなたと真逆のことを言ったりすることもある。
…とはいえ、議論したくなければ無視して構わぬwwwwwあくまで主導となるのは、そなたであるからな。
B願望系
こうだったらいいのになあ、を運んで来る。
もちろん、肉体思考に当てはまらない部分の未来への願望、であるぞ?
ただ、ぱっと見ではかなり理想論というか、非現実的なことを言いがちである。
そんな簡単にそうなったら苦労しねえよ!とそなたは思うであろう。
願望思考は、「俺の考えた最高の未来の図」を聞いてもらいたいだけである。
別に共感はしなくてよい。
「なんでそういうふうに思ったの?」「それってどんな感じなの?」と聞いてみると、嬉々として語り始めることもあるようじゃ。
ま、共感できなければ「ふーん、あっそう」で終わる話じゃ。
あるいは、そんな未来嫌じゃ、と言ってもよい。
聞くだけタダ、みたいな気持ちでいればよい。
C突拍子もない系
なんで今この思考が出てきた???
と自分でもよくわからない思考のことである。
よくあるのは、突然歌い出すとか、突然誰かのことを思い出す、とか、突然この前読んだ本の一節を思い出す…などじゃな。
何か他の情報を引用して思考の中にぽーんと浮かべてくることがある。
脈絡がなくて普段であればスルーすることが多いものではあるが、思考の書き出しの際にはそこもスルーせずに平等にアウトプットしてみてほしい。
後になって、ここで思いだしたことが今後の生活の中の伏線になっていたり…と気づくこともあるぞ。
⑤仮説を立てるぞ!
上記の俯瞰思考を見つけることができたら、それを仮にA、B、Cとおこう。
ここからは、そなたと俯瞰思考との対話履歴を見よう。
「…え、履歴!?」
すでにそなたは俯瞰思考と対話しておる。
その記録が残っておろう、そのノートに。
「……これか!!!今まで書き溜めたノートか!!!」
そこにあるじゃろう?
同じような考え方をもつ思考が。
「……あるな!?」
な?あるじゃろ?
⑥【最重要】検証するぞ!
では、検証段階である。
これらの俯瞰思考が、果たしてそなたにとって良い高次の思考であるか?を考察する。
…ここが最も難しいフェーズであるゆえ、慎重に行え。
「はい。……なんかすごい今頭の中が変な感じなんだけど」
であろうなあ。
分析や検証は、くれぐれも無理はするな。
かなりメンタルに負荷のかかる作業であるからな。
「今日はここまで」と中断する勇気を持つように。
そして、基本姿勢は、そなた自身の肉体的思考である。
それがそなた自身の思考、人格であるぞ。
「なるほどね…自分が自分であることを忘れないための、肉体的思考…」
そなたは人間である。
その不安、怖さ、気持ち悪さこそが、そなたが人間である印じゃ。
その思考を肯定し、大切にせよ。
「うん……、じゃあ検証しようか」
うむ。
まず、そなたの肉体的思考が先手である。
Aは必ず後手であるぞ。
例をここに挙げておくぞ。
これは先ほどのノートから若干チラリと見えた私(ハイヤー姉さん)の思考に着目して、そこを深掘りしたノートである。
「はっず……」
慣れるとセリフして脳内に流れてくる形で声を再現できる場合もあるが、普段はこのように肉体思考の中に同化して混ざっておるものじゃ。
それを一旦分類することで切り分けて、そこを深掘りすることで認識する。
この検証段階を経て、Aを高次とするか否かを判断する。
が、どうか判断を急がないでほしい。
「高次の?思考?(仮)」くらいにして認識してほしい。
間違っても「合ってるかどうか高次に聞こう!」などと思うなよ?
そなたの人生はそなたのものじゃ。
高次のものに己の人生を委ねていては、本末転倒であるからな。
「ん???この特徴……私知ってるぞ!?
怪しいビジネスの勧誘とか子供に依存する親が取りがちな態度に似てる!?!?」
たとえ肉体を持たぬ高次のものであろうとも、人間の感覚とよく似たものをもつものも多いからなあ。
「判断が合ってるかどうか不安です」
普通はそんなにすぐに判断出来ぬものじゃ。
慣れておらぬと特にな。
「ほんとそれね。
私もこの判断ができなくてずっとハイヤー姉さんと討論してたよね…2年くらい。
おめえは妄想!!!っつって」
まあ、そうじゃな。
だが、その姿勢は間違いではなかったぞ。
「でも今思えば、あれは私の肉体的思考を守るための討論だったってことよね?
ハイヤー姉さんは肉体的思考が最も大事って言ってたけど…」
さよう。
だから私も討論に応じたのじゃ。
肉体思考を守ることは、己の人生の主導権を守ることでもある。
それゆえに、信じよとも言わなかった。
そなたには人間としての思考を守る義務があった、それを私含め高次はみな理解しておるからな。
「人間の感覚を持ちながら、高次の存在を肯定して対話するってそういうことなんだね」
高次のものは、「疑わずに信じよ」とは言わぬ。
言ったとすれば、それは我欲に動かされているどこぞの霊体であろう。
そんなものの話など聞かなくてよいわ。
ぶっちゃけ、そなたの幸せを願う高次のものは多少疑われたところで傷ひとつつかぬものよwww
「まあしばらくは(仮)ってしておいて、完全に信じ切らない、っていうのも大事よね」
「検証段階で俯瞰思考のことを怪しいな、と思ったら?」
認めなければ良い。
うるせえ黙れ、とな。
「一刀両断じゃん」
断固として、揺るがぬそなた自身の意思を持て。
元はと言えばすべてそなたの脳内で起こっていることじゃ。
そなたの脳はそなただけのもの。
高次であろうとそうでなかろうと、そなた以外の思考は全て「お客様」でしかない。
そして客を選ぶのはそなたである。
「お客様は神様、と思って接客するのはもう時代遅れよね」
さよう。迷惑な客が来ることも想定しておいた方がよいな。
ま、来たときは断固入店拒否じゃ。
迷惑客の思考が来ようとしたら「立ち退け、そなたの居場所はここにはない」と宣告せよ。
「そういうのもありなんだ?」
アリよりのアリじゃ!
まあ、必要以上に怖がる必要はない。
基本を忘れねば問題ないことであるからな。
そなたの内なる領域を守るのはそなた自身の強い意思である。
「私は私である」という意識を強く持ち続けよ。
これが己を守り、己自身でいるための方法であるぞ。
ゆえに、高次のものかどうかを判断するときは、基本、疑う姿勢で良い。
本物であれば疑われたところで全く動じぬ。
そこで「疑わないで、信じて!本物だよお!」と泣き落としするようなものや「信じなければ不幸になるぞ」などと脅してくるものは切り捨てて構わぬ。
たとえ本当にそれが高次であったとしても、そのような説得しかできぬ未熟なものに人間の守護など務まらぬわ、ほほほ。
「きっ、きびしいいいい…」
逆に、甘い言葉を囁くものの言うことも基本的に疑ってかかるのが定石であるぞ。
「世界の半分をやろうか?」とまでは言わずとも、たとえば「言う通りにすれば昇給するぞ」「これをすれば友達と仲直りできるぞ」的な、な。
「う〜〜〜〜ん言ってることが現代的」
高次のものは、基本的にはヒントは出すが直接的な答えは提示しないようにするものであるからな。
あと普通に、我欲を叶えるためのヒントなど出さんわ笑
高次のものは優しくない。
慈愛と慈悲はあれど、ダメなものはダメと断じる。
それは何も人間に対してのみではない。高次のものに対しても同様である。
未熟な高次のものの言う通りにしても、幸せへの道のりが楽になることはない。
真に尊きは、人間も高次も互いに幸せになれる道を見つけることであるぞ。
判断ができなければ、できなくてよい。
そなたのことを想う高次のものであれば、そなたが冷静かつ正常な頭で判断できるようになるまで、ずっと待つことができるものじゃ。
「明日までに振り込んで!みたいな判断を急かすようなことはしないもんね」
うむ!
この方法は、人によって合う合わないがあります。あくまでハイヤー姉さんがこんなこと言ってたんだってさ〜、ていう視点でお願いします。
サポート頂けますととっても嬉しいです!(サポートでいただいた分は美味しいコーヒー飲んで自分のグランディング費にしようと思います)