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魂ってなんぞや2〜俯瞰視点編〜【宇宙の法則オンライン講義抜粋】

前回のあらすじ

魂って何よ?という人間の問いに対して、ハイヤーセルフはこう例えました。

川の水じゃ

人間の肉体はコップ、そのコップの中に入っている水(魂)は、もともと宇宙のどこかにあるでかい川から汲んできたものだったーーーー!

前回の記事はこちら↓

しかし、それだけでは説明として足りない。
その川の様子について詳しく見ていこう!

ハイヤーセルフによる宇宙の法則オンライン講義より、抜粋「魂ってなんぞや2」

魂が「川」ねぇ。
で、人間が「コップとその中の水」かぁ…なるほどね。

「うむうむ」

ねえ、これマシュマロで質問来てるけどさ、
じゃあこの川の上流とか下流とかってどうなってるの?

「う、む…。
実はそなたにまだ言っておらんことがあってな」

はい。

「実は、この川に流れておるのは正確には水ではないのじゃ…」

水ではない?じゃあ一体…

「実は…この川に流れておるのは、
リンゴジュースなのじゃ…っ!

なんだそのメルヘン設定ーーーっ!?

うちの川はリンゴジュース

「…これを言えばそなたはそっぽ向いてしまうと思うたゆえ、言い出せなかったのじゃ」

うん、それをもし最初に言われたら確実にそっぽ向いてたわ。
あまりにも設定がファンタジーだわ。

「実はこの川は、リンゴジュースの川でな…
それはそれは、濃厚でとろみのある美味しいリンゴジュースなのじゃ」

へ、へぇ…

「で、さらにお隣にB川がある。見えるか?」

あー…遠くになんとなく見える。あの辺かな?

「さよう。あそこに流れるのは、
モモジュースなのじゃ…っ!

ふぁーーーー!?
畳み掛けてくるね!?メルヘン設定!!

「リンゴジュースが流れるリンゴ川は、さらなる美味を求めておる。
究極の美味をな
さらにお隣のモモ川も同じく、美味を追求せんと日々研究を重ねておる」

う、うん…

「ゆえに、その川は思うたのじゃ…
今この場にない秘伝のレシピがどこかにあると。
だからこそ、それを探すために川のメンバーたるお水ちゃんたちを遠くへ派遣する、という案を思いついた!」

前回の「川がおでかけしたいなあ」って言ってた、あそこに繋がるのね!?

「いかにも。
お水ちゃんたちの幸せの価値観探しとはすなわち、究極の美味しいレシピを探すのと同義である」

…前回、心のどこかで「幸せ」とか言い出してちょっとなんか宗教っぽいなって思ったけど、一気に少年マンガ感増したわ。
しかも食バトル系漫画。

「派遣されたコップの中のお水、…ジュースたちは、派遣先の地球にて、様々な味覚と出会うであろう。
リンゴ川とモモ川出身のコップ同士は、比較的おいしさを感じる好みが似ておった」

なるほどね。
まあ、たしかにリンゴとモモってフルーツジュースの中に入ってたりするよね。

「そう、そこなのじゃ。味覚が似ておる。
なぜなら、もともとリンゴ川もモモ川も、同じ川の支流であったからな!

おっとーーーーー!?!?

「上流を遡ってみれば、そう、リンゴ川もモモ川も、ひとつのフルーツジュース川から分岐しておる」

…てことは?
リンゴとモモ同士が似てる味覚を持ってるのは、元々同じ魂だったから…?

「さよう。
実はこの概念が、この世を説明する上で非常に重要な考え方になるのじゃ。
元々混ざっておったものが分離したのである

なるほどね…魂はフルーツジュース…
あれ?てことは、他のフルーツの川も…?

「たくさんある」

あーーーーーー…
…なんかちょっと読めてきたぞ、展開が。
たとえばオレンジジュースの川とかもきっとあるわけでしょ?

「ある」

(あ、ほんとにあるんだね!?)

リンゴとオレンジってジュース単体同士ではあんま混ぜるイメージないけど…
でもオレンジ川も、さっきみたいに上流を遡ると…?

「うむ。やはり上流では繋がっておる」

どんどん視点を上げていくと「実は同じ川から分かれてましたー」っていうのが見えてくるわけね。

「さよう。それゆえ、このnoteの題は「俯瞰視点編」と名付けたわけであるぞ」

まあ、理屈はわかったけどさ…
リンゴとモモとオレンジだからうまい具合にミックスジュースになりそうだけど、でも他にもたくさん川はあるんでしょ?

もしそれらも全部上流では一緒だったらさ、味がごちゃ混ぜになって不味くなるんじゃない?

「ほほほ、ところがな…
実はそのごちゃ混ぜ状態こそ、究極の美味の真髄であるのよ…」

ハイヤーさん、それは流石に無理では???
今はフルーツで例えてるけど、もしかしたら遠くの方にはもはやフルーツですらない「焼肉醤油タレの川」とかもあるかもしれない、って気がしてるんだけど…

「おお、察しが良いな!いかにもそのとおりじゃ」

おっと予想的中…!でも流石にジュースとタレは混ぜたくない!

「だが、そこまで上流にまで遡って考えると、今度は人間の世界の概念で説明できぬようになる。うまいたとえ話がなくなってしまうのじゃ…

…なぜか?

この真理に、多くの人間はまだ気づいておらぬからじゃ
全てを混ぜたら実は美味しかった、というかむしろ全てを混ぜていた状態こそが完全であった、という概念が一般化されておらぬ。
ゆえに、その発想がなければ当然、人間の世界にあるもので例えたところで共感はされぬ。

…そういう感覚がまだ人間にはないのじゃなあ」

…うん。
全てのフルーツをごちゃ混ぜにしたこともないし、なんなら焼肉醤油タレ川も上流では混ざってるなんて…
いやまあもしかしたら美味しいかもしれないけどね?でもそれが究極のレシピ…とはちょっと思えないなあ。
ごった煮になって変な味になりそう。

「ま、それが故ぞ。
リンゴ川もモモ川もオレンジ川も、いまだ究極のレシピに至っておらぬ。
だからこそ、いま、現在進行形でコップを派遣して、研究中である

…ふーん。……ん?
てことは、これってすんごい暴露話なのでは…?

「さようじゃ」

…待って、これnoteに書いて良いわけ!?
こんなテキトーなイラストつけちゃっていいの??

「まあ、別に。何も問題ない」

軽っ…

「こうして言ったところで、そなたは『ふぅん』とは思っても、なるほど!そっか!とはなっておらぬじゃろう?
現に答えを聞いても『美味しくなさそう』と言ったではないか」

言った。

「な?こうして答えを知識として伝えたところで、何も変わらぬ。
ふうーん、ってなって終わりじゃ。
ゆえに、別に誰に話しても構わぬのじゃ。
noteにも書けば良い」

………
なんか匙投げられた気分なんだけど。

「んっふふふふ、ところがどっこいじゃ。
ここからどんでん返しがある」

リンゴとオレンジが出逢ったら

リンゴ「オレンジさん、なんか舌触りがざらざらしてて、雑に感じるわ…。あんまり味覚が合わないみたい」

オレンジ「なんだあの甘ったるいだけの水は!リンゴのやつ、全然パンチが効いてないっ!」



おっと!?いきなり小芝居始まった!?そしていきなりケンカしてる…!


「リンゴジュースとオレンジジュースは、互いに美味を探して地球に降り立った。そして情報交換のために友達になろうとしたが、見ての通りじゃ。
互いに味覚が合わなかった
それを、リンゴとオレンジはそれぞれ、元の川に戻って報告に行ったのじゃ」

【リンゴ側】

リンゴ「オレンジさんって人に会ったの。あんまり良い人じゃなかったわ」

川「そっかあ、残念…どんな感じだったの?」

リンゴ「なんか舌触りがざらっとしてて、つぶつぶしたものが混入してたの。
ちゃんと均一な味わいにしてなかったのよ…なんて雑な人!
あそこの川には究極のレシピなんてないわ」

川「…!?」

しかしそのとき、川は、気づいたのじゃ。
そのざらっとした雑な感じ、それはすなわち「果実感たっぷりのつぶつぶ入りジュース」であると!
フレッシュで手絞り感そのままの果実感こそ、オレンジにとっての「美味」であったとな!

コップのなかのものとして派遣されたリンゴジュースには、正直オレンジジュースの良さなど全く分からなかった。
しかし、リンゴ川にとってはこれは重要な情報であった。

リンゴ川「究極の美味には、フレッシュさも必要なのかもしれない…!」

【オレンジ側】

オレンジ「報告します。リンゴジュースのやつと話しました。
あいつは甘ったるいだけでなんも面白味がなくて…。あれが究極の美味を目指してるなんて、考えられません。あいつの味覚は俺らには必要ないですね」

川「…おい待て。もしかして、それは糖度…?糖度のことか…?

オレンジ「え…?」

川「確かにリンゴ川には手絞り感やフレッシュさはない。でも、甘味に関しては学ぶべきところがあるのでは…?あいつらはまろやかな甘みを出す研究には余念がない…!」


オレンジはオレンジで、今までフレッシュさや手絞り感のみを気にして、糖度のことなど考えたこともなかったのじゃ。

こうやって、別々の川はやがて「ぱっと見、価値観の合わないやつと実際に関わってみることで、己の盲点をつく発見ができるのではないか」と考えるようになる。
それはやがて、己と全く別のものから学ぶことや共感できることを探す旅になろう。

その結果の積み重ねが、「実は上流にいけば皆おなじ、ミックスジュースであった」ことを思い出す手がかりとなる。

そういう仕組みなのじゃ、この世とはな」

※この記事は、ハイヤーセルフによる「宇宙の法則オンライン講義」の内容を抜粋し、書き手である箱白によって再編集したものです。

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