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だいっきらいでだいすきだったかもしれないパパへ

パパ
世界で1番強くも素敵だと言いきれないパパ。

ここ近年はついついわたしは次女家族につられて「じいさん」と呼んでいたら「俺はおまえのじいさんじゃねぇ!」と怒りだしたパパ。

楽しいことが大好きで、新しいことが大好きでバイクに無線に、水上バイクに無線にドローン等々にもチャレンジして2023年5月1日まで73年生きてきましたね。

さーが「パパさん、ピーターパンみたいだよね」と言っていたのがハマりすぎて大笑いしてしまったわ。
そいや、幼稚園教諭時代にピーターパンのオリジナルオペレッタをつくったのよ、わたし。
なんということでしょう!

パパは感情豊かと言えばよいことにも聞こえるけれど、家族だけでなく、いろんな人たちを振り回して迷惑をかけることもありましたね。
ほんと《あのこと》はあちら側に対して、私は申し訳ないと感じるばかりです。
《あのこと》についてはナイショです。
だって、わたしはどのことも当事者じゃないから。

そんなわけ❔で位牌の名前もここでは書けませんが、お坊さんに父らしい名前をつけてもらいましたよ。
ほぼ我が家にいる甥っ子もつけたお坊さんもその名前をわりと気に入っているようです。

さて。
わたくしのちょー個人的なことを書いてしまいますと、わたくしは初めてのの子どもということと身体が弱かったこともあって、強くならせるためにという理由と殴りやすいということで日常的に暴力を振るわれることも多かったですが、なんでも買ってもらえたのは今でもちょこっとだけLuckyと思っています。
身体が丈夫でないため、諦めざるをえない体験も多々ありましたけれどね。
そうそう。暴力に関しては全然まだ怒っているし、理不尽だと思っていますけれど。だって、姉妹のうち殴られたのは私だけでしたし。妹たちも殴られたらいいのに‼️と思う出来事が、大人になってから次女に2·3回、末妹に1回ありますが、まぁ、殴られなくてよかったです。痛いですし。
言葉の暴力はまぁ、3人に対して平等ではないですがありましたのでね。それに対しても怒ってはいますよ。
愛さえあれば、躾であれば、親であれば、子どもに暴力をふるっていいっていうのは理解できないですし、これからもするつもりもないけれど。

わたくしはそんな愛はいりませんでした。

だから父の葬儀の後、
どちらかというと私のほうが年齢の近い父の従妹から「いつも褒めてたんだよ。」と言われても全く心に響かないのです。
ですから、どうか来世ではホメチギリストを目指していただきたいです。素養はあると思うのです。
暴力が多かったけれど、朗らかな部分も多かったから、GWという世間様は大型連休中にも関わらず、葬儀に関東に住む亡き祖父の弟妹をはじめとする親戚たちも会社の元同僚たちもたくさん会いに来てくれたのだと感じたのです。
父の元同僚が涙をこぼしながら伝えてくれたこと、それはとてもとても家族として嬉しかったのです。

さて、父に対してわりとマイナスのことばかり書いてきましたが···

それでも、それでも、感謝の気持ちは強いのです。パパはわたしの命を何度も救ってくれました。
そのことは心よりただただ感謝を。

喘息の発作を起こしたときは夜中でも病院に連れて行ってくれました。小6のときの酸素テントに入るくらいひどい発作のときもおんぶをして階段を駆け上がってくれましたね。ただあのほぼ意識がないときに「重いな。」とつぶやかれたのは今も覚えてますからね‼️
あと、大人になってからはわりと最近ですが、球根のように休眠状態でヒッキーだった私が大きな発作を2回ほど起こしたときも、病院へ連れていってくれました。ありがとう。
まぁ、当時はなぜ助けたと思ったりしてましたけれどね。

身体が弱かったからか遠くの学校へ通う時はほぼほぼ送迎をしてくれましたね。友人たちも遠回りして送ってくれて大変愉しい時間もありました。
ありがとう。
小中学校のときはわたしのためというより、運転免許をとらないママのために徒歩5分圏内の小中学校に通いました。
えぇ、早退するわたしをママが迎えに来るためとはいえ、パパのママへの愛は私たちには伝わっていますよ、今も。
ただ学校が近すぎたために末妹は遅刻ギリギリだったことを懐かしく思いだします。

パパのために私だけは泣けなかったですし、歌はつくれなかったけれど、プレイリストをYouTubeでつくってみました。
パパの好きな裕次郎や演歌は入っていないけれど。

対になるわたしの気持ちはこちら。

相葉のソロ曲もできれば入れたかったです。
2曲ほど。
一曲はゲンミツにはソロ曲じゃないけれど。


パパの好きなことを好きなだけするところは私たち三姉妹は違う形で引き継いで、それぞれあなたが傍にいないさみしさを感じながらママや孫たちと今も生きています。


ありがと、またね。
いつかまたどこかで会いましょう。
どうぞ安らかに。

hello , good-bye.