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アイラ最後のヒッチハイク&ボウモア泊(アイラ蒸留所めぐり2021#19)

どうもヒデイシです。

8月23日から27日までの5日間、テント泊でアイラ島にある全ウイスキー蒸留所巡りをしてきました。

今回は#18の続きです。

では早速...

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アードナホー蒸留所をあとにし今夜の寝床を探すため、もと来た道を歩いていると、僕を追い越した車が止まり、中から人が降りてきてこちらに向かって何か大声で話しかけてきました。

何を言っているのか聞き取れなかったため、僕も大声で「Sorry?」と聞き返すと、相手の方がジェスチャーで「車に乗りなよ!」と。

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(帰り道)

まさかまさかの三度目となる逆ヒッチハイク。前日のキルホーマン蒸留所の往復時につづき、またも相手の方から声をかけてもらい、車に乗せてもらえることになりました。

このアイラ島には、親切な方がほんとに多い。こういう温かい人でありたいと、このアイラ島滞在中には何度も思わされます。

お礼を伝えながら車に乗り、お互い自己紹介。車を降りて大声で車に乗りなよと言ってくれたのはRoryという方で、スコットランド出身なんだそう。先ほどまでブナハーブン蒸留所にいて、テイスティングをしていたんだそうな。話をしていると、かなりのウイスキーフリークであることが分かります。

出身はスコットランドですが、今はスイスで仕事をしているそう。ホリデーを利用してアイラ島に来ているんだそうな。気さくで陽気で面白い人です。

そして、運転しているのはそのRoryの奥さん。温かくて気さくな方です。奥さんは大阪で働いていたことがあるらしく、僕が日本出身だと知りテンションが上がっていました。たこ焼きも食べたことがあるそうな。

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(たこ焼き)

この二人は今からボウモアの街に行くそうで、僕もそこまでご一緒させてもらうことに。ということは、また今夜もボウモア蒸留所のとなりにテントを張ることになりそうです。

車を降りると、Roryが見せたいものがあるんだと後ろのトランクを開け始めます。そして、これはヤバイウイスキーだぜとボトルを見せてくれました。

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(アイラフェス2020ボウモア)

これはかなりヤバいボトルです。一体どんな味がするんだろうか...ひとなめでいいから味わってみたい。

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そしてブレアアソールも見せてくれました。Roryはこのブレアアソール蒸留所のあるピトロッホリーという街の近くで育ったそうな。

自分の生まれ育った地のウイスキー...なんだかいいですね。

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(ありがとうRory)

二人にありがとうと別れを告げ、本日の寝床へと向かいます。

今朝はテントを張っていた場所で、あの忌まわしき吸血虫であるミッジに襲われたばかり。おそらくまだミッジは大量発生中でしょう。ですが、他にテントを張れる場所がないため、泣く泣くそこでテント設営をしなければなりません。

帽子を深く被り、ネックウォーマーを目の下まで伸ばし、できる限りの対策をした状態でテントを張る。そして、滑り込むように隙間からテントの中へとダイブ。

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おでこを数カ所噛まれてしまいましたが、何とか安全な寝床を確保することができました。

テントの中に入ってから、晩御飯を買っていなかったことを思い出す。しかし外に出るとミッジの晩御飯になってしまうため、今夜はこのまま眠ることに。

明日はアイラ島を出発します。その前にやり残したことが一つあるので、午前中はその目的を果たしに...

その様子はまた次のnoteにまとめます!

つづく


素敵なウイスキーライフをお過ごしください🥃