サイレントプール蒸留所に行けなかった...
どうもヒデイシです。
今日はサイレントプール蒸留所というジンの蒸留所に行く予定。でしたが、電車の大幅な遅延により、その目的を果たすことはできず...
ちなみに、サイレントプール蒸留所なジンを造っている蒸留所で、創業したのは2014年とまだ新しい。ロンドンから南西にあるサイレントプール湖のほとりに建てられています。
この湖のあるサリー州は、イギリスのなかで最も美しい田園地帯と言われています。そしてこの湖の水は石灰層でろ過されており、綺麗な青色をしているんだとか。
その水を使って、サイレントプール蒸留所はジン造りをしています。
そんなサイレントプールのジンは、小麦から造られたスピリッツと24種類ものボタニカルを用いて製造されている。
そしてそのボタニカルの抽出するために、なんと3種類もの方法を用いているんだとか。
浸漬法とジンティー方式、そしてバスケット方式。
浸漬法は名前のとおり、スピリッツにボタニカルを漬け込み蒸留を行う方法。
ジンティー式とは、ボタニカルを袋に入れてスピリッツに浸し、蒸留する際にはその袋ごとスピリッツから取り出す方法。紅茶のティーパックを思い浮かべてもらうと分かりやすいかも。
バスケット式とは、ボタニカルの入ったカゴを、蒸留する際に出る蒸気の通り道に設置し、蒸気をボタニカルの中を通過させて香りや味をつける方法。
この方法を上手く使い分けてジンを造っているそうです。
とまあ面白そうな蒸留所なのですが、電車が遅れに遅れ行けませんでした。
前回、ボンベイサファイア蒸留所に行く際、バスの出発時間が遅れ、蒸留所ツアーに参加し損ないそうになったので、今回は蒸留所まで電車で行くことを決断。さらに電車も何が起こるか分からないので、目的地へ2時間前に着くようにするという、かなり余裕を持ったスケジュールを確保。
(YouTube用に自撮りなんかもしていた)
前日に電車のチケットも予約し、入念な準備をしていたのですが、駅について電光掲示板を見ると、なんだか様子がおかしい。
電車の出発が目まぐるしく変わっており、Delayed(遅れている)の文字も沢山。駅員さんに、どの電車に乗るべきなのか?いつ電車が来るのか?と尋ねてみると、「ごめん、分からないんだ」と返事がくる。
どうやら鉄道会社の通信トラブルが原因で、ダイヤが乱れている模様。
とはいえ、他の移動手段がないため、とりあえずこれだと思う電車に乗り込む。
(ホームは待機している人が沢山)
だけど、電車が一向に発車しない。Googleマップによると、今乗っている電車はこの時点で3時間以上出発時間が遅れているらしい。
ただ何を願ってもどうしようもないので、じーっと待っているとやっと出発。
が、また次の駅で電車が動かなくなりました。
(駅員さんが水をくれた)
日本の交通機関とは違い、海外では時間通りにバスや電車が動かないことは知っています。2年前にスコットランドへ行った際、痛いほど確認させられました。が、今回のここまでの遅延は珍しい...
結局、この水をもらった駅で蒸留所ツアーに間に合わないことが決定し、泣く泣く電車を途中下車。
その駅はまさかの先日まで泊めていただいてた夫妻が住んでいるウィンブルドン駅。
そして昨日からご飯を食べていなかったので、見覚えのあるスーパーでサンドイッチとトマトを買いました。
(卵サンドイッチとトマト)
とまあ、今日は何だか踏んだり蹴ったりな一日となりました。そして今書いているnoteも通信エラーか何かで、アップしている画像がなかなか読み込まれず、書くのに時間がかかっている。
おそらく今日はそういう日なんだと思います。
どれだけ準備をしても思うようにいかないことはよくある。自分が思うように行くことなんて、なかなかありません。
コントロールできるのは、その起こった結果に対して自分が何を思って、次に何をするのかということくらいです。
何がコントロールできて、何がコントロールできないのか自分で判断して、コントロールできないことに力を注がないようにすることが大事。
ここを誤ってしまうと、ただただ疲れてしまうだけなので、今回のような場面に出くわした時には冷静に「いま自分は何をすべきなのか?」と判断を下す必要があります。
そして今回の僕の判断はこれ。
こういう日はビールに限ります。
とまあ今日は蒸留所ツアーに参加できませんでしたが、楽しく一日を過ごせました。また明日、違う蒸留所の見学に行くので、今日の分まで楽しんでこようと思います。
では今日も良い一日を!
素敵なウイスキーライフをお過ごしください🥃