ヒッチハイクでキルホーマン蒸留所へ(アイラ蒸留所めぐり2021#12)
どうもヒデイシです。
8月23日から27日までの5日間、テント泊でアイラ島にある全ウイスキー蒸留所巡りをしてきました。
今回は#11の続きです。
では早速...
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ブルックラディ蒸留所で、とっておきのハンドフィルをゲットでき、おかげで満足度が上がったともにまた荷物も重くなった。
ということで、次はキルホーマン蒸留所に向かいます。
そしてなんとキルホーマン蒸留所は、蒸留所見学ツアーも行っている。2日前からアイラ島に来て蒸留所巡りをしていますが、今はコロナ禍のため、どこも見学ツアーはしていなかった。なので今から行くキルホーマン蒸留所ツアーが、今回のアイラ旅初蒸留所ツアーとなる。
そのことについて心を躍らせていたのですが、一つ問題があります。それはキルホーマン蒸留所近くまでのバスが出ていないということ。そして、今いるブルックラディ蒸留所からかなり離れているということ。
Googleマップによると、歩いて2時間ほどかかるそう。ただ、荷物を大量に抱えている状態では2時間で歩き切ることは実質不可能。
2時間半〜3時間はみておいた方が良さそうです。
距離があることを憂いても仕方がないので、早速キルホーマン蒸留所の方へと向かいしょう!
とことこと15分くらい歩いていると、一台の車が僕のとなりに停まりました。何だろうなあ〜と思っていると、助手席の窓がウィーんと開いて、中から人の良さそうなお爺さんが「どこに向かってるんだい?」と聞いてきます。
「キルホーマンに向かってるんです!」
と答えると、
「乗せてくよ!」
と返事が返ってくる。
何ということでしょう!今はコロナ禍のため、今回のアイラ旅ではヒッチハイクするのを自粛していました。なので、自分の足で行くしかないなと覚悟しており、まさかこんなことが起こるとは予想もしていなかった。
何度もお礼を伝え、後部座席に荷物を置かせてもらい、その車の助手席へと乗せてもらう。
車に乗せてくれた方は、アイラ島のポートシャーロットの近くに住んでいるそう。で、今からボウモアでちょっとした打ち合わせがあって、いま別の方向に進んでいるから多分遅れるけど、そんなの構わないさ、hahaと言っていた。
以前、日本から来たバーテンダーとそのお父さんも車に乗せて目的地に連れて行ったことがあるよとも。
なんて素敵な人なんだ。
あと、コロナ禍になってアイラ島に何か変化はある?と質問してみると、「コロナが流行って海外の観光客は減ったけど、その代わりに海外旅行に出かけていた国内の観光客がアイラ島に来るようになった。だから島の活気は以前と変わらないねえ。」と言っていました。
たしかに思い返してみると、昨日は平日にもかかわらず初めに行ったレストランは満席で中に入れず、そしてどの蒸留所に行っても沢山の観光客がいたなあと。
そうこう話をしていると、キルホーマン蒸留所の近くに到着。打ち合わせがあると聞いていたので、ここで大丈夫と車を停めてもらい、お礼を伝えてお別れをしました。なんとお礼を言っていいのやら。。
さて、あとはここから10分ほど歩くと蒸留所に着きます。キルホーマンについてはまた次回のnoteに!
つづく
素敵なウイスキーライフをお過ごしください🥃