【P日記】ウイスキペディアのプロデューサーが実飲したウイスキー#10
5月某日
アイランドVSアイランズ
テレワークで過ごす平日の昼にたまに食べているのが“銘店伝説“という各地のラーメン名店の味を家で楽しむことができる麺シリーズ。アイランド食品という香川の会社がそれぞれの店の味を再現しているのだが、これがなかなかうまい。商品開発の方は大変だけど楽しいだろうなと思いながら味わっている。香川はうどんだけでなく麺への愛情が深いのですね。今日の一杯は、旭川らうめん「青葉」。
これまで15種ほど食べたが、その数に負けないほど種類を飲んでいるのが、そう!ウイスキー。この夜の一杯はアイランズ・アラン島の「ARRAN10年」。10数年前に8年物?ぐらいのものを飲んだ時はあまり印象に残らず(といより味わい方がまだまだ未熟であったのでしょうが)、それ以来買うことがなかったのだが、酒屋で新たなラベルデザインとボトルの形に惹かれ、久々に試してみることに。1995年に設立された比較的新しい蒸溜所だが、四半世紀の歴史は伊達じゃなかった。これ無濾過というのいいですね(日本酒も無濾過生原酒とかが好き)。スイートで、モルティな味わいはバランスよく、もう一杯飲みたくなるウイスキー。よくにおいをかぐと、どこか段ボールの香りが!?無濾過というとことで濁りや澱からそのにおいがするのか?初めて嗅いだ香りでした。でもそれが複雑味もだしているのでしょうか。
最近のウイスキーはラベルに味の特徴が書いてあるボトルが多く、このARRAN10年にも、蜂蜜やシトラスフルーツやヘーゼルナッツといった様々な味が書かれています。このARRANのほかのヴィンテージも試したくなるのはもちろんですね!
『ウイスキペディア』