リュック型キャリー

診察終わって、リュックキャリーに入れて電車で帰っていたときのこと。それまであまり暴れたり鳴いたりしていなかったのだが、何が厭だったのか、突如リュックの中でガサゴソ!としたので慌てて私が前の覆いを上げかけた、のがいけなかったのだが。。

思ったよりもずっとずっと強い力で、おんはリュックのファスナーを噛んで引き千切り、外に出ようとして、私の右手をキツく噛んだ。持っていた傘の柄と電車の床に、血が点々と落ち、房が赤く染まった。

ダドウェイのバックパックキャリー。もう販売はされていない。

咄嗟のことでティッシュやハンカチも出せず、とりあえずおんを外に出さないだけで精一杯。隣に座っていた方が床の血は拭いてくれ、お礼もそこそこ、とりあえずおんを刺激しないよう、外に出ないよう、リュックは前に抱えて抑えながらやっとこ帰宅。

ちょうど、ファスナーの所に爪か牙を引っ掛けてすごい勢いで暴れたようで、もう閉まらなかった

翌日MRIの撮影に行く予定だったので、このリュックで行くことは出来ず、急遽、旦那にハードタイプのキャリーを買ってきてもらい、それで翌日は当院することに。。

ダドウェイのリュック型のキャリー、とてもよく考えられていて、普段の通院や引っ越しの移動の時は使いやすかった。でも、ほんとに色んな条件が重なると、時には今回みたいな事故も起こり得る、というのはどこか気に留めておくといいのかもしれない。

手の傷はかなり深くて、MRIやら通院やらのネコの用事が終わってからヒトの形成外科へ行った(獣医のY先生にもだいぶ心配された)。塗り薬では追いつかず、抗生剤をガンガンのむことになったが、2週間ほどで落ち着いた。ほんの少し、炎症のあとの膨らみと、傷が残っている。

#ペットとのくらし #シャムトラ #保護猫 #ペットキャリー

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