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骨形成が良くなったノート

はじめに

Hello world! 🐋めしくんです。
私がとある治療の難治性骨折※から回復した際に効果を感じたメソッドを紹介します。骨延長による偽関節や難治性骨折でお悩みの方に届けば幸甚です。
そもそも難治性骨折がどういったものであるかは、専門性の高い1次ソースを参照してもらうとして、このnoteを見るみなさんは「この素人はこうして骨形成が良くなったんだな」と解釈することを期待します。私1人の感想ですが、コミュニティの患者同士で情報交換したサンプルもあるので実質n=5くらいでしょうか。


効果あり

以下は効果があった治療及び民間療法です。効果の期待値を★~★★★の3段階で定義しています。

★★★

①保温効果のある入浴剤
少し熱めの湯でしっかり入浴し、入浴剤を使用するようにしました。実施する前後で大きく効果があったように感じます。
元々は入浴をする人間はありませんでしたが、かの有名な落下星の部屋でバブを使用した入浴とマッサージで血行改善があることを目にしたためです。実際に私も日に30~40分程度、湯船と冷水のアイシングを繰り返すと欠損部に回復が見られました。

②骨欠損部への刺激(髄内釘交換 + Bone Graft Injection)
色々と疑問視されている施術ですが、こちらはすぐに効果がありました。

術後に仮骨形成が見込めるように

髄内釘交換はPreciceを強度の高いLONネイルに入れ替える施術で、Bone Graft Injectionは髄内等に粉砕した自家骨を入れることです。
よく言われている髄内注射や自家骨移植ではなく、Dr曰く髄内釘交換で開けた穴からでた組織を使用するとのことでした。とはいえこちらもX(旧Twitter)見ていただいた方はご存知と思いますが、手術について事前説明と異なる謎オペをされていました。ひとまず、回復に向かっていたので許容しましたが患者の心境としては疑問が残りすぎるのでクリニックはしっかり選びましょうね。


★★

③栄養(ビタミンD、カルシウム、タンパク質等)
こちらはどれか1つ満たしていれば良いわけではなく、3つとも不足ないように取りましょう。術後の大事な時期にカルシウムだけ摂ればいいものかと考えており、ビタミンDとタンパク質を積極的に取得していませんでした。タンパク質はVALXというプロテインが飽きずに飲めるのでおすすめです。
また、飽きずにプロテインを摂取するためにシェーカーも買いました。中にバネ玉をいれると満遍なく混ざって泡立ちが1割増で美味しく感じます。あと楽しいです

こういうバネをシェーカーにいれて振る

④睡眠導入剤
当たり前ですが睡眠時間はとても大切です。私の自立神経は終わっているので、夜になるほどアドレナリンが出てしまい骨形成とは相性が悪かったです。そのため、普段は不眠症の薬をドバドバ摂取して生活リズムを整えています。もし心当たりがある方は心療内科で睡眠薬を処方してもらってはいかがでしょうか。不眠症で相談すれば特に問題なく用意してもらえます。服用した後の寝る前の脳内フワァ状態が最高です。

⑤筋トレ
筋トレをすると血行が良くなり、アドレナリンが出ます。抗うつにも効果があることから骨延長時には足に負荷をかけない程度の筋トレが必要かなと感じました。
骨折により動いている時間が少ないとネガティブなことを考えがちなので、筋トレをしてポジティブ思考にするのも重要と考えました。


効果なし 又は期待したほど効果が見込めなかったもの

⑥超音波装置(LIPUS)
1日20分、骨欠損部に当てると骨形成が回復する装置です。病院でメーカーから取り寄せてもらう必要がありますが費用が高く、レンタルで12万円/1年、購入だと40万かかります。こちらは保険適用外の金額です。

レンタルの場合は起動に必要なSDカード、ジェル、電源等が全て手に入りますし、消耗したら電話1本で届けてくれます。
また、レンタルにしても購入にしても端子が2つついている装置を推奨します。
この端子が1つの場合、両足で別々に行うと倍の40分と時間かかります。人によっては骨欠損部が長くなり、5cm以上だと骨欠損部の上下に超音波を当てるため、さらに時間がかかります。
この装置が全く効果がなかったわけではなく、かかる時間とコストに見合った期待値が得られませんでした。ということです。私の場合は骨欠損部が広く脛骨上下20分ずつ、腓骨にも20分必要なので両足で2時間かかります🥹

セーフス、端子が1つしかない
オステオトロンV、端子が2つある

⑦歩行訓練
こちらも骨形成には影響がなかったように感じます。とはいえ、痛くてもストレッチと歩行訓練のリハビリはしておかないと延長後に歩行障害が残る可能性が高いと感じました。
私の場合は理学療法を合わせて日々3~4時間程度の歩行とストレッチを行いましたが骨形成には影響がありませんでした。とはいえ、延長終了後半年程度で骨ができていなくとも小走りができる程度には歩行が回復しています。個人差も大きい部分ですが、部活動で行ったもも上げのように早い動きを繰り返していたことも影響があったと感じます。
早い段階での負荷のかけ過ぎはネイル破損と偽関節(遷延癒合)を起こす原因となるので注意が必要です。

不明

⑧PRP注射 / フォルテオ
試行できなかった施術としてPRP注射があります。こちらは骨延長施設でも日本でも私の探した限りでは実施可能なクリニックはありませんでした。とはいえ骨延長の同志から効果があったと聞いているので受けた方はレビューしてもらえると私が喜びます。

おわりに

骨延長のうち、トラブルとなりやすい部分は以下の通りです。治療難度を★の数で定義しています。

  • 傷口の炎症(★)

  • 尖足や反り腰(★★)

  • 神経障害(★★)

  • ネイルの損傷(★★)

  • 骨形成不全による偽関節(★★★)

  • 進行した骨髄炎(★★★★★★★★★)

どのトラブルも発生可能性があり、歩行障害を来す原因となりえます。特に骨形成は時間がかかるので早い段階から重く受け止め、治療をすることを推奨します。費用がかかるため、なるべく保険適用で行えるクリニックを事前に探しておくと良いです。
修正治療の保険適用が悪かどうかの議論は是非もありませんが、私は体調管理を意識して生活しているため病気や怪我はおろか、国民の社会保険料に負担をかけたことはありません。
この話題に石を投げている人も見受けられますが落花生の部屋の著者に代表される自堕落な生活習慣に起因した診療に我々の保険料が逼迫されるほど使われている点には疑問を抱かないのでしょうか。
理解されにくい傾向にあるものの考えていただきたいことがあります。太らずに生活し、人権を得る目的で整形や骨延長をする。これは周囲の人を不快にさせないための身だしなみを整えることに通じます。その修正に対しての保険治療を検討するのは倫理に悖る行為でしょうか。

というわけで皆様、良き骨延長ライフを!


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