自分の世話

股関節が正しくはまって体が軽くなった今思う。いままで自分の世話もろくに出来ていなかったのに、どうして周りの世話を焼こうとしていたんだろうと。毎日遊んで暮らしているように見える人ですら、こういった解決すべき自分の世話は完全に盲点に入ってしまって手付かずなのではないだろうか。その問題が放射性廃棄物のように体内で悪さをし続けるために、継続的な治療としての贅沢や放蕩が必要になっているだけならば、それはなんら羨ましがるようなことではない。そう考えると、毎日遊んでいる人、気力がわかなくて毎日寝たきりのようになっている人は、周りからはナマケモノだと思われているけれども、むしろもっと自分を多角的にケアする必要があるのではないだろうか。ナマケモノこそ、怠けが足りないのだ。

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