1つだけ CLANNADの話

超久しぶりっす。

久しぶりにCLANNADの話ができたのでここに書きます。

18話。汐が花畑でずっとおもちゃ探してて、朋也が祖母とお話して帰ってきたところ。

汐。見つかったか。
あれがあなたの。
はい。汐です。
ずっと探してたのか。
うん。
そっか。
汐。あのロボットな。見つからないかもしれない。仕方ないんだ。だから、また新しいの買おう。な。
あれ、1つだけだから。
ん?売店にたくさん売ってたろ。
選んでくれて、買ってくれたものだから。
え?
初めて、パパが。
はっ。
汐、寂しかったか?
俺なんかと旅行できて、楽しかったか?
そうか。汐、俺、そばにいていいかなあ。ずっと、長いことだめなパパだったけどさあ。これからは、汐のために頑張るから。だから、そばにいてもいいかなあ。
うん。
本当か。
いてほしい。
そっか。
でも今日は大切なものなくしたから悲しい。
パパ。あのね。もう、ね。我慢しなくて、いい。
早苗さんが言ってた。泣いていいのは、おトイレか、パパの胸の中だって。
うん、ゔぅん。
っえええええn,,,えええええn。、、、、、。

朋也は何にハッとしたんだ。
汐の「パパが」って言葉に反応しましたね。
朋也が父親として生きると決意した瞬間でした。

パパは1つだけ。汐の気持ちも1つだけ。
汐にとっての気持ちがパパと反応する相手も朋也一人だけ。
あなたがあなたである意味、というか、自分が汐にとって何を与えればいいのか、自分がどんな存在なのか知り、それが明確になった瞬間を描きました。

尊さとは何でしょうね。このシーンには、1つだけ、一人だけの尊さを見させられました。

現代に再現性はありますかねえ。再現できたら、きっと幸せの1つになりますね。

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