「綺麗な部屋だからこそ、ホコリが目につく」
高校生の時のこと。
私がささいなことで悩んでいたとき、
友達は言った。
「〇〇は綺麗な部屋に住んでるんだよ。」
「あのね、
ホコリまみれの部屋に住んでる人は、
わざわざ一つのほこりに気を取られることはないでしょう?」
「〇〇は人生ほとんどが
悩まないくらいうまくいってて、
いいことばかりの中だからこそ、
その悩みが大きく見えちゃうんだよ。」
「ホコリから目を離して部屋を見渡したら、
きっと綺麗なところがいっぱいあるよ〜。」
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悩んでる時ってどうしても
その事に頭がとらわれて
すごーく大きな問題のように感じるけど、
一度離れて見てみたら、
なぁんだ、こんなにちっちゃいホコリじゃん。
それに人生ホコリまみれじゃなかった。
綺麗な部屋だからこそホコリに気づくことができるんだなって
むしろ恵まれてることに気づかせてくれた。
綺麗な部分には満足して、
いつも当たり前に見過ごしちゃうけど、
意識してないだけで確かにそこにある。
悩んだら視点をふっと、ホコリの外に向けてみよう。