New Zealandで受けた刺激～環境に対する意識の高さと個人を尊重する文化～

Kia ora!こんにちは！
SAPA のSarikaです！

私は、3年生の春学期に交換派遣留学でニュージーランド（以下、NZ）の首都であるウェリントンに留学していました。

さて、留学から帰国した皆さん、
留学に行ったきりで、なんとなく楽しかった～で終わっていませんか？
何を学んだの？と聞かれると上手く言葉にできない！という人もいると思います。私はそうでした。

留学で何を学んだのか、どんな気づきがあったのか、それを正確に伝えられ、さらに相手がその内容に興味を持ってくれたら素敵だと思います！

今回は、私が留学で受けた刺激について紹介します！
NZは羊だけではないですよっ！笑

○まず一つ目には、「環境に対する意識」

NZの人々は自然を大事にします。
実際にNZは「空気の綺麗さは世界2位！」とも言われています。
また、日本と異なり、原子力発電は無く、2025年までに電力供給の90%を再生可能エネルギーで賄うことを目標としているとても環境思考で未来的な国です！

留学当初、校内のカフェに行くと、みんなmyカップを持参していることに驚きました！
みんなそれぞれmyカップを持って勉強している…。
日本の様に、コンビニで気軽にペットボトルの飲料を買ったり、使い捨てのプラスチックのカップを使用している人の割合が少ないと感じました。

寮では初日にmyカップが配布されましたし、数日後、私もmyボトルとmyカップが欲しくて早速購入しにいきました！（校内や町のカフェでは、当たり前のようにボトルやカップが販売されています）

当然、私の現地での生活スタイルは、myカップ＋myボトルに変わり、通学の際の私のリュックには、毎日myカップ＋myボトルのダブル持ちでした笑

さらに、目に飛び込んでくるものはmyカップだけではありません。
校内の掲示板には環境問題を訴える張り紙や、ビーチクリーンアップボランティアの呼びかけが沢山。

一度、工業地域から海へのオイル排出を反対する活動を覗きにいきました。
そこには、お年寄りから若者まであらゆる世代の方々が積極的に参加していました。

さらに、NZではお店で提供されるストローや袋は紙製が当たり前になっています。
私は人生初めて、紙ストローを使用しました。（何も問題なく飲めましたよ！）

NZは環境を守ることに、老若男女問わず一人ひとりが積極的です。

これはNZの先住民マオリの「人間は自然の一部に過ぎず、それを支配するものではない」という考え方が根付いていると言われています。
その影響からか、オーガニックに対する意識高く、カフェの食材や、コスメ、ボディーソープなど身の回りのものには環境と人に優しいものが沢山あります。
「エコストア」というNZ発祥のブランドは世界的にも人気で、日本でも購入可能ですので是非チェックしてみてください♪

他にも、NZでは、アートで環境問題を訴える“Keep New Zealand BE-YOOO-DIFUL”という取り組みもあります。

こちらの印象が強めなおじさんがメインキャラクターで、アーティスティックで面白おかしい動画が　NZらしいです！
動画はこちらから→https://www.youtube.com/watch?v=7PtZuy3E4kA

このようなNZでの生活を通して、私は環境配慮に関心を持つようになり、帰国後は買い物時には極力レジ袋を断るようにしています。そしてリユースできるものは、リユース。

NZと比較すると、日本はまだ環境問題に対する意識が高くないように感じますが、これからもっと一人ひとりの関心が高まればと思います。

○2つ目は、「違い・個性を認め合う風習」です。

きっかけは校内でとっても楽しそうに笑顔で手をつなぐ同性のカップル、学校に裸足で来る生徒を見かけたことです。
その時、私は日本だと見かけない光景だな、と思ったと同時に、彼らがありのままの姿で居られる、とっても自由で開放的な空間があることに気づきました。

どうしてだろう？と考えれば、
NZにはマオリ族や近隣の島々から移住して来ている人々がいて、その文化を尊重しお互いに認め合って生活している環境があること。

他にも首相が女性であったり、国会議員の男性が子守の当番だからと赤ちゃんを連れてきたり。

これはあくまでも現地で生活した私個人の視点ですが、

NZの人々はどこに行っても温かくWelcome!と受け入れてくれる。
それはNZでは、当たり前に「違い」を尊重する文化があるのだと。

「お互いが違って当たり前、違って素敵」という考え方は私がNZで身につけた考え方です。

NZは経済的には大きくない国ですが、それよりも自然を大切にし、人々が生きやすい環境がある素敵な国だと、実感しました！

皆さんも、留学を振り返って、留学で得た新しい視点や発見を積極的に周りの人にシェアしてみてください。

最後に、NZに興味を持ってくださった人、是非この素敵な国を訪れてみてください♪

Sarika（SAPA）

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