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[雑記]jazzを含む音楽のサブジャンルと好きなジャズに出会うまで② 解説編

ジャズって全然分からない。びっくりするほどさっぱり。
何もわからないけど何か分かった気になっている気がする。

さっぱり

このnoteでは、ジャンルについて大まかに理解する
メリット/デメリットを考えます。

ジャズを好きになるには? はのちに考えます。
そもそもとして、ジャズをいきなり好きになる人はこんな場末のnoteみませんよね・・・?

大体の場合、ジャズ"風"な音楽を聴いて、ジャズが気になってみて
良く分からないままやってると、良く分からないまま好きになる…
そんな流れだと思います。

1. ジャンル分けについてざっくり
2a. ポップミュージックを解釈するのに便利なジャンル
2b.便利なジャンルの実例と簡単な特徴

3. ジャズのサブジャンルと好きなジャズの探し方など

などについて、順番にざっくり記します。

今回は2. ポップミュージックを解釈するのに便利なジャンル
についてさらっと語ります。


ポップミュージックと他ジャンル

ジャンルの話をすると必ず付きまとう「ポップミュージックとは?」という疑問ですが、今回は以下のように定義します。

”聞きやすさを目標に、色々な音楽の特徴を切り貼りして作られた楽曲”です
要は、キメラです。

色々な人に聞いてもらうために、”アク抜き”は必要ですが、
味がないとおいしくないので、嫌いな人が少ない味付けになった音楽です。

ポップ・ミュージックはほとんどの他ジャンルに影響され要素を吸収しており、初期のポップ・ミュージックは主にバラードゴスペルソウルミュージックからボーカルハーモニーの使用を取り入れ、楽器の演奏法はジャズ、カントリー、ロックから奏法を取り入れ、編曲をクラシック音楽から取り入れ、その他ダンスミュージック電子音楽ヒップホップラップの要素を取り入れている

from wikipedia

独自の解釈と補足を混ぜて説明し直します。
初期のポップミュージックは1920~1930年あたりに成立した音楽で、
 ボーカルのメロディー:ソウルやゴスペル
 ギターの弾き方:ロック
 ドラムの叩き方:カントリー
 ベースの弾き方:ジャズとカントリー
 ピアノの弾き方:ジャズ
 編曲や展開:クラシック(西洋古典)
をそれぞれのルーツに持つ音楽から生まれた音楽である。

時代を経て、聞きやすさと個性の出し方のバランスを模索するうちに、
エレクトロやダンス、HIPHOP、ラテンやその他ワールドミュージックなど
さらに広いジャンルの手法を取り入れるようになった。

ということです。当たり前の結論を改めて確認した形です。

では、本題に入ります。
「ポップミュージックを解釈するのに便利なジャンル」とは何かです。
まずは
①ポップミュージックが生まれる前に存在していた音楽ジャンル
 (≒ルーツミュージック)
が該当します。さらに
②ポップミュージックが成立した後に生まれたジャンルのうち、
 特にポップと親和性の高いジャンル
 (ポップミュージックと混ぜやすいジャンル)
の2種類を押さえておけば、十分でしょう。

では実際に、どんなジャンルが相当するのか、大きなジャンル分けで
書き出してみます。その上で、個人的に印象に残るものや、ジャンルとして押さえておくと「すっきり」しやすいようなものを簡単に説明します。

①ポップミュージックが生まれる前に存在していたジャンル

宗教音楽系:クラシック、ゴスペル
 大衆音楽:ブルース、R&B、ロック、カントリー(白人民謡)
民族音楽系:ラテン(キューバ、ブラジル、アフリカン)、その他民謡

どの民族や人種にルーツを持つのか、どの層に向けた音楽かで何となく
区別がつきます。

②ポップミュージックが成立した後に生まれたジャンル

A)クラシックをルーツに持つもの
  ニューエイジ、イージーリスニング(賛否有)

B)黒人音楽をルーツに持つもの
 ジャズ、ファンク、HIPHOP、ソウル、R&B

C)ロックをルーツに持つもの
 パンク、メタル、オルタナティブロック、サーフロック

D)その他ワールドミュージック
 レゲエ、スカ、サルサ、サンバ、MPB、フォルクローレ、
 ボレロ、フラメンコ、ケルト、その他フォーク

E)エレクトロ音楽のうち、著名なもの
 トランス、ハウス、ユーロビート、ダブステップ、
 EDM、フューチャーベース

F) 上記のA~Eが混ざったもの
 マンボ、ボサノヴァ、フュージョン、ディスコ、ブレイクビーツ

多いですね。
ポップミュージックが色々なジャンルから影響を受けていることを意味します。逆にポップミュージックも色々なジャンルへ影響を与える場合もあります。もっと言えば、ポップミュージックに限らずすべてのジャンルは自己発展もしますし、他のジャンルと相互作用して発展します。

で、やっぱり文字だけだと「ふ~ん、そうなんだ~~」ってなりがちです。
僕は超絶暇人なので、色々なジャンルの古典やPOPSを最低3曲ずつくらいは聞いて回る修業期間を設けていました。

が、皆さんはおそらくそこまで暇じゃないので、
次回のNoteでおすすめの曲と音楽的な特徴を簡単にまとめたいと思います。

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