勝つ投資 負けない投資

投資の王道を行くことが結果を残す最短距離。

機関投資家に対して個人投資家が有利なのは、流動性に欠けるが将来的に伸びそうな銘柄を仕込むことが出来ることと、運用していない資産があってもよいという機動力にある。

パチンコは客が確実に3%分負けるようになっている。
これは投資ではなく投機。

大なり小なりの世の中の変化を予測し、銘柄という形に落とし込んで先取りするのが成長株投資の基本。

時間も情熱もかけられない人は、適性の無さを自覚して無理のないリターンを上げる手法を磨くか、信頼できるプロに任せるか、投資で勝つために自分を殺し勝てる性格に近づけるしかない。

低PERや低PBRで買っても大きなリターンはない。なぜならそこに大きな変化は訪れないため。
純資産に着目し、割安感でする「バリュー投資」はきちんと銘柄の選別をしたところで相場全体が上がらなければ株価は上昇しない性質を持っていると言えるかもしれない。

投資で大事なのは、変化を見つける力と創造力。

一番まずいのは損する事ではなく、ただ時間が経過していってしまうこと。

ストーリーが明確で成長の過程がわかりやすい会社の株は素直に上がっていく。株価を動かす原動力であるカタリストを提示できる会社は株価が動く。

目論見が外れたらポジションを外すのが重要だが、それが実行しにくいのは、自分が調べ、考えて購入した銘柄への「拘り」のため。これを断つには代替案をどれだけ持っているかが重要となる。

機械的なトレードではなく、ファンダメンタルベースの投資の場合は、当初想定したストーリーに狂いがないか、株価の大きな方向性が間違っていなければ、それ以外の個人的な理由で大切なポジションを動かすべきではない。

株価が予想以上に下がっている場合は他の投資家が何らかのリスクを感じて売っている可能性が高いため、その要因を徹底的に調べるしか投資家にできることはない。そこで納得できる要因が見つからなければ、自分の含み切れていない悪材料によって株価を下げている可能性がある。

チャンスは平等ではないため、常に開いている市場で儲ける機会は常にあるわけではない。限りある機会の中で勝負に出る必要があるタイミングでは、リスクテイクするべき。

自分の為の投資なのだから、自分の求めるリターン取るべきリスクをきちんと把握し、投資との最適な距離を保ちながら続けていくことが大切。

出来高が少ない株ほど、銘柄について未知の要素が多く織り込まれていない「認識ギャップ」が存在するため、大化けする可能性がある。

証券会社は大型株の方が手数料を取れるため勧めるインセンティブが高くなる。

会社の業績は世の中の動きと密接に結びついており、その変化を先取りしなければ投資では勝てない。

組織というソフトウェアは企業が持つ最強のツール。多くの人を幸せにしガバナンスがしっかりし、収益性の高いところに投資している会社は伸びる。

投資する対象は会社。株ではない。

ポートフォリオを組む際に大事なのは、価値観の分散。
大手の運用機関のパフォーマンスはほぼ国や資産の種類などのアロケーションによって決まる。


「投資」には信念と忍耐が絶対的に必要。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?