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ケルン・ハイデルベルク旅行


 ドイツの首都であるベルリンから、南西のケルン、そして「火祭り」と呼ばれる花火祭りが行われるハイデルベルクに行く。

 ベルリンからケルンへは、ICEという新幹線のような電車で4時間程かけて向かう。このICE内から車内で帰りのチケットを買おうとしたが、PayPalが機能せず何度同じ順序を辿っても全く買えない。
 結局帰りにケルン中心駅で紙のチケットを買うことができたが、ケルン観光中は気が気でない状態で大聖堂を訪ったりカフェに寄ったりした。

ケルン大聖堂
大聖堂の中
ステンドグラス

 昨日までは20度前半だったドイツの気温もようやく30度近くまで上がったこともあり、午前中でヘトヘトになる。ドイツはどこにいっても不衛生で、タバコやゴミの臭いが凄まじく、割れた瓶や謎の液体を踏んで歩かないといけない。


 ケルンからハイデルベルクまで電車で3時間程移動。今度は今日泊まるホテルの予約で問題が発生した。友人のカードの支払いがサイト側から拒否されたため諦めて別のホテルを予約したところ、後になって予約が確定したというメールが支払拒否されたホテルから送られてきたのである。キャンセルしようと問い合わせても、対応時間外だとかなんとか録音音声で言ってくる(夕方に対応できないホテルなんてあんの?)。送られてきたメールを翻訳し、無料での予約キャンセルを要求するメールを翻訳して送るという煩瑣な手順を踏んで解決を図るが、返信が来ない。苛立っているうちに、電波の届かないハイデルベルクに着いた。

マリウス葉の地元、Heidelberg

 ハイデルベルクは中世の建物が残る、多くの人が想像するような古城都市そのままという感じで、旧市街エリアには至る所に飲み屋がある。
 腹が減ったのでWeiss Wurstとビールを注文。湯に浸かった白いソーセージと雑巾のような味のするペラいパンをビールで流し込んだ。

美味しいソーセージと雑巾パン


 景色と料理を堪能し、勘定をしようと店員を呼んだとき、少し離れた所から爆発音が聞こえた。急いで川沿いに向かうと、大勢の人たちが眩しそうに花火を見ていた。



 花火が終わり街を散策、そこから3時間かけて、予約したレストランの上にあるホテルに到着した。しかし、チェックインの時間がとうに過ぎていたため中に入れない。野宿の覚悟を決めようにも、辺りは何かを喚き散らしている浮浪者や、深夜に犬の散歩をしている裸の男など、インパクトのあるモンスターが跋扈している。なんだか新しいタイプのお化け屋敷に来たみたいでワクワクした(死ぬかと思った)。緊急電話番号にかけたところ、わざわざスタッフが車で駆けつけてドアを開けてくれた上に、無料で瓶の水までくれた。

Heidelbergから2時間強かけて着いたMannheimのホテル



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