見出し画像

星名はるさんのこと その2

 6/16のライブの感動をどうしても書きたかった。かなり長い文章だし、しかも「だから何だよ」という内容になってしまうと思う。
 でも私は、ライブでの自分の気持ち、そして星名はるさんがいかに魅力的かを知ってもらいたいと思っている。そして、はるさんを知っている人、はるさんをまだ知らない人、はるさんを推している人、そして願わくば、はるさんご本人に、少しでも伝わるように努力したいと思う。読んでいただければ幸いだ。

※ここまでの経緯は、前回のnoteをお読みください。

 ひょんなことから星名はるさんを追っかけはじめてもう1ヶ月半になる。実は自分でもこんなことになるとは全く思ってなかった。正直に言えば、5/4の撮影会がはるさんのおかげで楽しかったけれど、翌日の渋谷のライブは、映画鑑賞のついでと、ちょっとした好奇心なだけで、まあ、それだけだよねと、いうことになるはずだった。大体本人に会うと気も済むし、ガッカリすることも少なからずあるのが世の常だ。ところがこのステージの印象があまりにも強烈だった。

 もう1回みたい、もっと見たい。その思いが強くなった。そうしたら彼女はDJもするというではないか。ちょうどDJのイベントが次週あるとのことでそこには行ってみようかな、まぁそれで終わりかな。というそれでも至極当たり前な心境だったのだ。が、展開は意外な方向に進む。このイベントがキャンセルになったのだ。もともとこのイベント自体が延期になったものだったらしいのだが、その日、星名はるさんが体調不良で出演がキャンセルとなったのだ。
 老舗映画館の閉館興行鉄道のさよなら運行、はたまた鶴の恩返しでわかるように、見られないとなると見たくなるのが人情である。とりあえずもう1回ライブに行ってみようと思った。ちなみにこの頃には、星名はるさんの過去曲を聴くようになり、中でもEDMの「メテオシャワー」と「Kaguratsuki」は「Inside with Truth」と共にすっかりお気に入りの曲になっていた。

2度目のライブも圧倒される

 5/18は休日出勤だったので、仕事を終えて夕方の渋谷へ。どうせ他の方は自分の好みに合わないだろうと思って(実際そうだった)、ひとつ前のグループから入った。
 まず個人的にビックリしたのが、前回会場とのギャップだった。私はライブ会場に入るとまずステージスピーカーをチェックしてしまう男である(余談だが初めて東京ディズニーシーに行った時に、ショーやアトラクションではなく、PA機器への金のかけ方に感動するような男である。)大きさや広さもそうだが、アイドルのライブ会場って機器類や音響傾向もこんなに会場によって違うのかと思った。やりやすさとか違うんだろうなとか思っていたが、そんなことをモノともしないパフォーマンスにまたまた圧倒された。 

 モデルの時のはるさんもステキだけど、ライブの時も表情、体の動きに魅了されてしまう。自分の語彙不足で的確な表現ができないのが悩ましいが、その存在自体がキラキラした眩しい輝きを放っているのは本当にスゴかった。

イベントに連続参加する!

 ライブの直後から、星名さんをもっとみたい!という気持ちが募るばかりになってきていた。数年前からセクシー女優さんを推していたこともあって、推し活自体への抵抗感も少なくなっていたし、しかもこれ幸いとばかり、6月の週末は比較的融通が利く。よし、行くぞ!というわけで、6月のイベントにいろいろと参加してみることにした。

6/1(土) フレッシュ撮影会

 スタジオでのフレッシュ撮影会は初めてだったがとても楽しかった。はるさんはどんなコスでも魅力的だった。ただ、いろいろとカルチャーショックだった。特に私のように星名さん以外に目当てがない人間は撮影会場内で手持ち無沙汰になってしまい、かといって暇つぶしに他のモデルさんを撮影するのも失礼だなと思って、ちょっと途方に暮れた(汗)。また、はるさんの表情が笑顔だらけになったのは、ただ単に私がいっぱい話しかけすぎたせいだと後で反省。やっぱりモデルさんのポージングの邪魔をしすぎるのはいけない。でもやっぱりいっぱい話せて楽しかった。それと当日のMVPになられたのは個人的にも嬉しかった。

6/9(日) コスプレ&私服撮影会

 こちらもまた楽しかった。この首都高の入り口、利用したことあるけれど、まさかその横にスタジオなんてあったの?というところでの開催だったけれど、存分に撮影して、お話しをすることができた。また星名さん推しの皆さんにも優しく声をかけていただいた。特にこの日は参加者が率先して動かないと進まない、という感じで、その中で段取りよく参加者に声をかけていただいた方がいらっしゃったのは本当にありがたかった(初心者の私も本当にいろいろと助けていただいた)。そしてはるさんはいつものようにキラキラしていた。今回もステキな写真がいっぱい撮影できた。そしてお話もできて楽しかった。はるさんはステージのパフォーマーとしても、撮影会のモデルさんとしても本当に魅力的だが、ファン対応もすっごく優しい。ものすごい聞き上手。歌をよく口ずさむ(選曲はバラバラw)。カービィが好き・・・でもいつも最後には本当にこの方はスゴいな、にたどり着いてしまう。

 でもいくら楽しいからとはいえ、さすがにそうそう毎回参加というわけに自分はいかないと思い、6/15と6/16の2日間はライブだけを選ぼうと思った。しかし結果的に連日の出撃となった。だってフレッシュ撮影会で浴衣を着用されると知ったからw(しかもこの日もMVPだ!)。もはや迷う余地がなくなってきているところが、私らしいところだ。

6/15(土) フレッシュ撮影会

星名はるさんの浴衣姿で、報告としては充分ですよねw

そして今日6/16のライブである。2ヶ所で開催された。

6/16(日)ネクストカルチャーズDIVE

 この日はアイロボAチームが出演予定だったがが、メンバーがおひとり体調不良で出演がキャンセル。急遽の2人組。いきなりのセットリスト変更など大変だったと思う。でも私にとっては、嬉しい予定外となる。
 まずは渋谷。オープニングは「メテオシャワー」だった。イントロが流れた瞬間、背筋がゾクゾクッとする感覚になった。そして2曲目と3曲目は、本日の出演メンバーのソロとなった。3曲目がはるさんのソロだった。イントロが流れた。ビックリした。「Inside with Truth」だったのだ。前回の投稿にも書いたけれど、この曲ははるさんのライブへ足を運ぶ最後の一押しのキッカケをくれた大好きな曲だ。そして、いつの間にか自分は涙ぐんでしまっていた。

そこに見えた景色に心動く

 ライブで鳥肌モノの背筋ゾクゾクというのは何度も経験があった。超ベテランのバンドのアリーナ公演でも、インディーズのガレージバンドでも、映画音楽の大家、ジェリー・ゴールドスミスの公演でも。それは有名無名関係ない。音楽の力が成せる技だ。ただライブで泣いたことは、U2での2回しかない(何しろU2は来日すると全公演に出撃するほどの我が人生で唯一無二のバンドである)。
 正直自分でもよくわからないのだけれど、今日の涙と一番近い感覚は、映画『ボヘミアン・ラプソディ』の時の号泣だったと思う。あの作品のクライマックス、ライブエイドでのパフォーマンスをみていたら涙がボロボロと止まらなくなったのだが、それは1985年7月のイギリス・ウェンブリーアリーナにいたような錯覚を味あわせてもらったからだと思う。目の前にフレディがいて、クイーンのメンバーがいて、観客と一緒に「伝説のチャンピオン」を口ずさむ。それはどれだけ願っても絶対に叶うことがない経験だけど、確かに私はその時、ウェンブリーにいた。そんな凄まじい疑似体験をさせてもらったからだった。U2の1回も似ていた。日本では1987年にリリースされたアルバム「ヨシュアツリー」のツアーでは来日しなかった。世界的にブレイクするキッカケになったこのアルバムのセットリストは、ずっとずっと叶わぬ夢だった。だからあのアルバムの収録曲を完全再現(還暦間近のメンバーだちのプレイとは思えないエネルギッシュなものだった)した2019年の来日では、バンドメンバーと私の歳月の流れに思いを馳せながらグッと来てしまった。

じゃあ、今日は?
 それは今日のステージが、自分にとって驚くほどの偶然で生まれたかけがえのない時間であることを、自分自身が強烈に実感させてもらえたからだと思う。

 そもそも星名さんを知ってからここまで、それはそれはびっくりするぐらいの偶然の連続だったと言える。今日もそうだった。メンバー2人だけの状況でなかったらこの曲はセットリストに選ばれなかったかもしれない。しかも衣装は自分が初めてアイロボを見た渋谷でのライブのものだった。はるさんのライブを見てみようかなと思うキッカケにもなった大好きな曲で、はるさんが躍動している。フロアの雰囲気も、アイドルっぽい感じの曲とは違った空気に変わっていく。「推してください!」とか、「盛り上がっていきましょう!」なんて歌ったりアオったりしなくたって、この最高のトラックで、いつものようにキラキラしたはるさんが、いつものように躍動してたら、推しちゃうしアガらないわけがない。ライブの楽しさ、撮影会の楽しさ、まさか自分がアイドルのライブで泣くなんて4月には想像もできなかった。何よりこのステージではるさんを見られることができて、自分は本当に幸せだな。そんな景色を見させてもらって、心から実感させもらえたことに涙腺が崩壊してしまったのだと思う。

「星名はる」のスゴさ

 アイドルって何だろう? 星名さんって何がそんなにスゴいのだろう?
 たかだか1ヶ月半しか知らない今の私には結論めいたものは出るわけがない。でも。やっぱり体験しないとわからなかったなとあらためて実感したし、自分なりに感じたことがいっぱいあった。
 まず誤解して欲しくないことがある。前も書いたけれどアイドルだからキラキラしてるんじゃない。星名はるさんがキラキラしているんだと思う。しかも、かわいいだけでキラキラしてるように感じるわけではない気がするのだ。無論ルックスはバツグンだから、そこだけでも魅了されてしまう方も多いと思う(自分もそれは否定しない。本気で倒れそうになるぐらいキュートな時がある)。
 自分は圧倒的に動いているはるさんが好きだ。ポージングの立ち姿(本当に姿勢がキレイ)、ステージのダンスはもちろん、いろんな振る舞いが、ものすごく生き生きとして解放感いっぱい。だから、はるさんを撮影すると、その写真がまるで動いている時のような魅力を振りまいている感じがする。それがキラキラに感じてしまうところなんだと思う。こうやって文章化すると安っぽく聞こえてしまうかもだけれど、実際にご本人を目の前にすればわかってもらえる。本人と生(ライブ)で接することで魅力が伝わる方、そういう方なのだと思う。これはミュージシャンはもちろん、落語家などの芸人さん、それから舞台俳優さんなどにもいるタイプだ。
 アイドルとは英語で偶像という意味だが、それもちょっと実感できた。この世界に「星名はる」のいる幸せ、イベントなどで「星名はる」といる幸せ。何度か実感できたこの幸せな気持ち、多分アイドルを応援するってこういうことなのかなと思った。

6月16日(日) YUMENOHANASHI LIVE 0616

 夕方のステージも圧巻だった。6/9のコスプレ撮影会ではロックな衣装だったが、それ以上に、今日のステージは、衣装もパフォーマンスもロックスピリットすら感じさせる格好良さだった。

 そして最後は「メテオシャワー」、会場からは見えるはずのない夜空を心に思い描きながら、ステージのはるさんを見ていた。幸せだった。

 自分は典型的な趣味人間で、好奇心は旺盛だけどマイペースだし、同時にたくさんのことを好きになれるほど器用ではない。だから今、自分の生活に星名はるさんを推す時間を入れるかどうかは、それなりに重要な決断だと思う。でもアイロボスタンプカードのスタンプがどんどんたまっていくのを見てニンマリしている自分の姿は悪くないなと思ってるしw、はるさんと過ごすイベントの時間が今はとても楽しみになっている。

 さぁ、いよいよ7月はクラブチッタ川崎でのイベントに出演されるそうだ。

 なんと、チッタが会場である。音楽ファンはわかると思うが、場所から察しても完全にガチである。
 
ついでに8月はまさかのコミケ参加である。何しろ自分は、遙か昔、晴海開催の頃にただ1回だけ参加した人間なので、もはや隔世の感どころの話ではない。50代のオッサンにはいろいろハードルが高そうだ。もちろん沖縄には行けないし、撮影会もそこまで頻繁には参加できないと思う。

晴天の青は遥か遠く いつも真実を映していた

あの白い雲は揺れたままで

今歩くんだどこへだって 君が導いた未来へ

どこまでも行ける 君とならば

星名はる from アイロボ - Inside With Truth (Cover) prod. by DJ Noriken

 自分に新しい世界を見せてくれた星名はるさん、本当にありがとう。これからもファンを、いろんな世界へと連れて行ってください。そして私にも、いろんな景色を見せてくれると嬉しいです。

追伸
「大阪日帰りかぁ・・・ありかもな」と遠い目で真剣に悩んでいるオッサンですw

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?