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あなたのワークスタイルを聞かせてください。

 8月から9月の中旬まで、大学では夏休みが始まり、暑い中自分の中ではどんどんキャリアや仕事に関する考えでいっぱいになっていた。そのうち「経営組織論」でも多く言及された概念である「フリーエージェント」に関する本『フリーエージェント社会の到来』を、ゼミから紹介され読み始めた。

 「経営組織論」やゼミの中で「フリーエージェント」に関する話は聞いたが、実際にフリーエージェント的な働き方をしている人と出会ったこともないし、また自分の中ではフリーエージェントって運動選手に当てはまる話だと思っていた。長岡先生の本『みんなのアンラーニング論』でも紹介された本『フリーエージェント社会の到来』では新しいワークスタイルに関して語っている。時代が変わる中、人たちは自分の仕事に関する働き方も新しく考え始まっている。大型企業でも社員が最大限の仕事効果を引き出せる環境を作るために、仕事をする時間を社員が設定できるような制度も作って実施している。実際に韓国では"워라벨(ウォ・ラ・ベル)"という単語もできている。「ワーク・ライフ・バランス」を略した単語で、仕事も自分の人生も自分自身がいい感じでバランスを取れるようにするという意味を持っている単語である。このように世の中は割と速い速度で変わっている。

 『フリーエージェント社会の到来』は変わりつつある時代を追い越して、フリーエージェント的な働き方を実践している例や、人たち、企業、または概念を紹介している。この本を読みながら、私は夢を見るような感じがした。これって本当にできるの?って。会社に所属せずに仕事ができて、決まった時間で出勤をし、家に帰るのではなく、自分が自由に時間を、また空間を使える。これは、私の中では夢のような働き方だった。でもこの本にはそれが実現されていて、もしかして私も?という考えをするようになる。だが、フリーエージェントはそんなに簡単にできるものだとは思わない。その分、スキルやキャリア、努力が必要になるだろう。でも自分の中でどう仕事をし、どう生きていたら、自分の人生がもっと豊かで、楽しみながら仕事ができるのかを考えさせた本であることには間違いない。まだ探し中でまだ考え中だが、フリーエージェント的な要素を含めている自分なりの働き方を模索していこうと。もし、自分なりの働き方を探したいとか、もっといろんな働き方を聞きたい方には紹介して、一緒に働き方に関して語ってみたいと思う本である。


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