橘の詩22

泣きごと言って 後ろ向き
打ちのめされて 落ち込んで
「それでも…」と光を見上げた

自分の持っていないものを
当然のように持っている人
自分が出来ないことを
あっさりやってのける人

ただただ まぶしくて まぶしくて
目がくらんで まぶたを閉じた

暗闇の中を歩こう
何処までも 何処までも
一歩ずつ進もう
少しずつ 少しずつ
いつか自分の持てるものを出来ることを
増やして
眠りにつきそうな誰かに
あたたかい毛布をかけてあげられますように

#詩 #自由詩

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